福井県警鯖江、越前両署は13日、窃盗の疑いで兵庫県洲本市、プロ野球ソフトバンクの元選手で自称水産物卸売業の伊奈龍哉容疑者(26)を逮捕した。鯖江署によると、容疑を否認している。
逮捕容疑は兵庫県洲本市、無職西堀通昭(37)、同、無職吉澤雷火(40)、同県南あわじ市、無職北崎公揮(23)の3被告=いずれも同罪で起訴済み=と共謀して、6月22日午後10時ごろから同10時半ごろにかけて、南越前町河野と越前町米ノの船揚場で、小型船用の船外機3台を盗んだ疑い。
鯖江署によると、伊奈容疑者は洲本市から電話で3人に指示していた。3人は「伊奈容疑者に盗みを誘われた」などと供述しており、同署は伊奈容疑者が主犯格とみている。
6月18日夜にも越前町、南越前両町の漁港で船外機計8台が盗まれる被害があり、両署で関連を調べている。
伊奈容疑者は、2006年、高校生ドラフトの3巡目で指名され、ソフトバンクに入団、翌年退団した。(福井新聞ONLINE)
元ソフトバンクホークスの外野手、伊奈龍哉容疑者の「自称水産物卸売業」ってなんだ?
勤め先が判明しているのなら問い合わせればすぐわかることかと思うが。
個人経営を主張しているのかな?
同罪で起訴されている3人が無職なので、伊奈龍哉容疑者も本当は無職の可能性が高そう。
もしかしたら、元プロ野球選手というプライドが無職と呼ばれたくない気持ちを引き起こし、つい自称してしまったのかもしれない。
伊奈龍哉容疑者の略歴
2001年 洲本市立由良中学校1年 砲丸投げの選手としてジュニアオリンピックで優勝する
2003年 洲本市立由良中学校3年 砲丸投げの選手としてジュニアオリンピックで優勝する
2005年 私立近江高校の2年生で4番として甲子園に出場する
2006年 高校通算74本塁打の長打力からドラフト3位でソフトバンクホークスに氏名され入団する
2007年 1軍に上がる事なく、戦力外通告を受ける
2007年 四国・九州アイランドリーグ・徳島インディゴソックスに入団
2008年 徳島インディゴソックスの選手として5試合出場した後に退団
2011年2月 知人女性の財布を盗み、窃盗容疑で逮捕
2011年3月 震災で被災し苦しむ福島県南相馬市から電線を盗み逮捕
2014年8月 小型船の船外機を盗み逮捕
2011年に2回今年1回で、三度目の逮捕となった。
いずれも窃盗。
盗み癖は治らないのか。
ちなみに、伊奈龍哉容疑者の母校 私立近江高校は今年6年ぶりの夏の甲子園出場を果たしている。
そして8月16日(土)第1試合で徳島県立鳴門高校と対戦する予定だ。
近江高校野球部の選手は、甲子園に出場しプロとなった偉大な先輩・伊奈龍哉容疑者のこの事件を知ることになるのだろうか。
2日後、何も気にせず全力を尽くして戦ってもらいたい。
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