大阪 たこ焼き店経営の豊山明弘逮捕 客と口論で切りつける

概要

11月10日午前3時25分ごろ、大阪府東大阪市高井田本通にあるたこ焼き店で、口論となった客を切りつけたとして経営者の豊山明弘容疑者(25)が殺人未遂の疑いで逮捕された。

被害者はたこ焼き店に来ていた客で、東大阪市に住む職業不詳の男性(40)で、右手などに傷を負ったが命に別状はないという。

豊山明弘容疑者は「ささいなことで口論となった」と話しているが殺意は否認しているとのこと。

未必の故意

豊山明弘容疑者は殺意を否定しているようだが、これは未必の故意が該当しそうなケースだ。

未必の故意とは、積極的に殺意を持って切りつけたわけではないが、相手が死んでも構わないとの思いで切りつける事。

いくら殺意を否定しようとも、刃物で切りつければ相手に致命傷を負わせる可能性について容易に予想出来る。

結果、軽傷であったとしてもそれは結果であって未遂の行為となる。

田端ラーメン店事件の今西伸一郎容疑者との違い

9月に起きた、東京都北区田端にあるラーメン店「スタミナラーメン蔵王 田端店」で客を死亡させた今西伸一郎容疑者の場合は「死んでも構わない」と供述していたが、結局殺人ではなく、傷害致死での起訴となった。

それでは今回の豊山明弘容疑者の場合も傷害致傷となるかどうか。

この2つの事件には明確に異なる部分がある。

それは刃物を利用したか否かだ。

今西容疑者の場合は踏みつけ(体重120kgではあるが・・・)であるのに対して、豊山容疑者の場合は刃物を利用している。

刃物を利用すれば力の弱いものでも致命傷を負わせることが出来る為、それを利用した攻撃は過失の程度よりは故意と判断される可能性が高い。

犯行現場のだいたいの住所


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