工藤会ナンバー3 菊地敬吾容疑者逮捕 女性看護師切りつけ事件

概要

北九州市に本部をおく工藤会はナンバー1の野村悟容疑者、ナンバー2の田上不美夫容疑者に続き、ナンバー3の菊地敬吾容疑者(42)が逮捕された。

逮捕容疑は、2013年1月に福岡市で45歳の女性看護師の顔を切りつけ殺害しようとした疑い。

警察によると、女性を切りつけた実行役、車の調達役などに分かれ、組織的に犯行を実行していたとのこと。

犯行に関与したとして、菊池容疑者のほか、幹部十数人も合わせて組織犯罪処罰法で逮捕された。

女性看護師は、以前、野村悟容疑者が医療機関を訪れた際に処置をめぐってトラブルになっていたという。

組織犯罪処罰法
 オウム真理教による組織犯罪に対処する為に作成された法律。

 刑法に定められた処罰よりも重い処罰とするように定められている。
 殺人については変わらないが、概ね、プラス2年の懲役となる。

引用

福岡県警は30日、福岡市博多区の路上で昨年1月、40代女性が何者かに切り付けられた事件に関与した疑いが強まったとして、北九州市を拠点とする特定危険指定暴力団工藤会のトップ、野村悟容疑者(67)=殺人などの容疑で逮捕=ら関係者十数人を対象とした強制捜査に着手、ナンバー3の男ら数人の身柄を確保した。捜査関係者への取材で分かった。

 県警は危険な団体として工藤会の壊滅作戦に着手しており、今回の捜査はその一環。9月11日には平成10年2月に北九州市で起きた元漁協組合長の射殺事件に関わったとして野村容疑者を、9月13日にはナンバー2の田上不美夫容疑者(58)を殺人などの疑いで逮捕している。

 県警によると、女性は昨年1月28日夜、福岡市博多区の路上を歩いていたところ、何者かに刃物のようなもので切り付けられた。(産経ニュースより)
http://www.sankei.com/affairs/news/141001/afr1410010009-n1.html

菊地敬吾容疑者について

菊地敬吾容疑者は2008年11月4日、北九州市小倉南区において、男性会社員(22)の肩がぶつかったとして因縁をつけ、「俺は工藤の者ぞ、誰にけんか売っとるんか」と脅している。

さらに男性会社員の持っていたペットボトルを払い落とし、たばこの火を男性の頬に押し付けたとして暴行の容疑で逮捕された。

菊地敬吾容疑者は工藤会においてナンバー3だが、2次団体の田中組では五代目組長としてトップである。

また、田中組の四代目組長は田上不美夫容疑者、三代目組長は野村悟容疑者。

つまり、数ある工藤会の二次団体の内、田中組の歴代組長が順番に工藤会の序列となっている。

工藤会田中組の本拠地

福岡県北九州市小倉北区三萩野1丁目2-4

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