ウクライナ、航空機墜落事件 現場全面立ち入り安保理決議要求

時事通信より

ウクライナでのマレーシア航空機撃墜事件で、国連安全保障理事会は21日午後3時(日本時間22日午前4時)に会合を招集し、親ロシア派武装勢力に対し、調査関係者の現場への全面的な立ち入りを認めるよう要求する決議案を採決に付す。安保理外交筋が明らかにした。  国民多数が犠牲となったオーストラリアが決議案を主導し、フランスなどと共同提案する。ロイター通信によると、決議案は調査関係者の墜落現場へのアクセスが限定されていることに重大な懸念を表明。親ロシア派勢力に対し、現場の保全を損なわず、調査当局による安全かつ全面的な立ち入りを速やかに認めるよう求めている。ただ、拒否権を持つロシアが決議案の修正提案を繰り返しており、採決がずれ込む可能性もある。

ウクライナで起きたマレーシア航空機墜落事件の続報だが、

さすがにロシアも拒否権を行使できないでしょう。

何が起きたのか調査させないということは、調査されるとロシアにまずいことが見つかると証言するようなもの。

気になるのは、ロシアが決議案の修正提案を繰り返して採決がずれ込む可能性があること。

採決を遅らせて、その間に証拠を無くしてしまう作戦でしょうね。

それにしても、

オーストラリアが主導し、フランスなどと共同提案する。

とあるが、2点気になった。

1点目:オーストラリアが主導?

 多くの犠牲者を出したというのはわかるが、このオーストラリアが主導というのが違和感があった。

 調べてみると、現在オーストラリアは国連の非常任理事国だった。

 ちなみに、非常任理事国は任期2年で5か国、オーストラリア以外は

 ルクセンブルク、アルゼンチン、ルワンダ、韓国の4か国

2点目:フランスと共同提案?

 オーストラリアといえば、イギリス連邦加盟国で、国旗にイギリス国旗が含まれる国なのに常民理事国であるイギリスと共同提案ではないのか。

 イギリスはロシアに少し配慮しているのかな。

 
 ちなみに、常任理事国はその名の通り常任で5か国。

 
 アメリカ、イギリス、フランス、ロシア、中国。

 
 あと、イギリス連邦は、オーストラリアの他はわかりやすい国としてニュージーランドやカナダがあるが、合計52か国ある。


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