「脱法ドラッグ」から「危険ドラッグ」へ名称変更

NHKニュースより

脱法ドラッグの危険性の認識を高めようと、警察庁などが新しい呼び名について意見を募集した結果、脱法ドラッグに代わる実態を表す新しい呼び名として「危険ドラッグ」という名称に決めたと発表しました。警察庁は乱用防止のキャンペーンなどで新たな呼び名を使うことにしています。 脱法ハーブを含む脱法ドラッグが関係する事件や事故が相次いでいることを受けて、警察庁と厚生労働省は「脱法ドラッグ」という呼び名は、覚醒剤や大麻に似た作用があるにもかかわらず、危険な薬物ではないような誤解を与えているとして、呼び名を変更しようとホームページなどで意見を募集しました。 その結果、新たな呼び名の案や意見がおよそ8000人から寄せられ、その中から脱法ドラッグに代わる実態を表す新しい呼び名として「危険ドラッグ」という名称に決めたと発表しました。 これについて、古屋国家公安委員長は22日の閣議のあとの会見で、「『危険ドラッグ』という新たな呼称がしっかり浸透することで、非常に危険なものであることを認識していただくように期待している」と述べました。 警察は今後、統計を取る際や乱用防止のキャンペーンなどで新たな呼び名を使って危険性を訴えていくことにしています。

「脱法ドラッグ」に代わる名称が「危険ドラッグ」となったわけだが、

このキレのないこと。

そもそも「ドラッグ」という、麻薬等の有害な薬物という悪い意味と、ドラッグストアのような通常の薬という良い意味の両方を含む言葉を使うことが間違っているかと思う。

また、公安委員長は、「非常に危険なものであることを認識していただくように期待している」と言っているが、

「危険ドラッグ」の名称から「非常に」のニュアンスは出てこないでしょう。

新しい呼び名の候補と意見数と個人的コメント

「純麻薬」 183件

 ⇒個人的には一番しっくりくる。

「廃人ドラッグ」 140件

 ⇒言葉がきつ過ぎるかな。

「危険薬物」 123件

 ⇒可もなく不可もなく。

「破滅ドラッグ」 110件

 ⇒言葉がきつ過ぎるかな。

「危険ドラッグ」 102件

 ⇒可もなく不可もなく。

「有害ドラッグ」 95件

 ⇒意味的には一番合っているかもしれないが、もう少しパンチがほしいか。

「違法ドラッグ」 87件

 ⇒違法ではないので問題になっていますね。

「殺人ドラッグ」 85件

 ⇒言葉がきつ過ぎるかな。

「幻覚ドラッグ」 85件

 ⇒一つの現象を言っているのみで足りない気がする。

「錯乱ドラッグ」 81件

 ⇒一つの現象を言っているのみで足りない気がする。


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