7月23日にNHK記者の小保方晴子さんへの行き過ぎた取材によって、小保方晴子さんが全治2週間のけが「頸椎ねんざ」「右ひじ筋挫傷」を負ったとのことです。
その後NHK側は報道部長とともに謝罪したとのこと。
小保方晴子さんは、今回のけがにより、「まるで犯罪者扱い。右手が痛くて実験に支障をきたしかねず、非常に悔しい」と話しているそうです。
NHKスペシャル「調査報告 STAP細胞 不正の深層」が7月27日に予定されており、この番組に向けた取材だったと推察されるとのこと。
NHK記者の小保方晴子さんへの行き過ぎた取材
1.神戸市の理研発生・再生科学総合研究センターの実験後、車でホテルへ帰る際にNHK記者にバイクで追跡した。
2.ホテル内で4~5人、カメラ2台で30分以上追い回した。
3.トイレの個室に逃げた際は女性記者がトイレ内まで追いかけ、外部記者と電話でやりとりした。
4.エスカレーターで2台のカメラで小保方晴子さんを挟んだ。
NHKってこんなに強引な取材をするのですね。
びっくりしました。
なかなか売れない芸能雑誌ならわかるが、国民から受信料を得て、良質な番組を制作することが使命のはずのNHKがここまでやっきになってスクープを狙うとは。
そんなに、NHKスペシャル「調査報告 STAP細胞 不正の深層」に向けてのプレッシャーがあったのかな。
小保方さんの「まるで犯罪者扱い」との言葉には違和感を覚えた。
別に犯罪者なら上記の行き過ぎた取材をして良いわけではない。
この発言には自分がいかに被害者か、ということを強調する意味が込められている。
これまでの一連の報道などによって、不当な扱いを受けているという意識が強いから出た言葉かと思う。
それにしても、早く治し、万全の状態で再現実験に臨んでほしい。
仮に再現実験不成功の際でも今回の件を言い訳にしなければよいが。
頸椎ねんざとは
よく「むち打ち」と呼ばれることがあるが、自動車の衝突事故で多い状態である。
瞬間的に首を支点に頭が前後に揺さぶられることでくびの骨が損傷した状態。
症状は、くびの痛み、肩こり、の他、頭痛、めまい、難聴など様々な症状を感じる人がいる。
右ひじ筋挫傷とは
一般的には「筋挫傷」というものがあり、これは他人との接触等により筋肉の一部に損傷が起こり、筋のはれや内出血が起こった状態。
症状は、痛みや腫れがあり、今回はひじなので腕を曲げにくい状態もありえる。
ちなみに、2008年に当時オリックスに所属していた清原和博内野手も同様の「右ひじ筋挫傷」で全治2週間と診断されてますね。
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