概要
新潟県柏崎市にある東京電力柏崎刈羽原発が過酷事故に遭遇した場合に備えて「安定ヨウ素剤」を配備すべきなのに一部で配備されていなかった問題で伊藤潤一容疑者(41)が逮捕された。
逮捕容疑は有印公文書偽造・同行使の疑いで、2013年1月から5月下旬ごろに、原発に配備すべき「安定ヨウ素剤」を購入したとする文書を偽造し、行使したとされる。
安定ヨウ素剤について
原発が事故を起こし放射性ヨウ素が放出された場合、呼吸するとその放射性ヨウ素を吸収し甲状腺に密着することで放射線を放出し続けてしまう。
その影響で甲状腺障害が発生する。
放射性ヨウ素を吸収する前に安定ヨウ素剤を取り込んでおくと甲状腺が安定ヨウ素剤で満たされ、放射性ヨウ素を吸収しなくなる効果がある。
なぜ東京電力ではなく新潟県が配備なのか?
原子力規制庁によると、安定ヨウ素剤の備蓄については義務となっておらず、各自治体で独自に対策をたてるように要請している。
なので東京電力柏崎刈羽原発では配備しているが、別の自治体にある原発で配備しているとは限らない。
原発の稼働要件に加えても良い気がするがなぜ自治体まかせなのだろう。
有印公文書偽造について
公務員が作成する文書が「公文書」で押印がある場合が「有印」。
民間会社が作成する文書は「私文書」となる。
ちなみに押印ではなくサインでも「有印」になる。
刑罰:1年以上10年以下の懲役
引用
新潟県が東京電力柏崎刈羽原発(同県柏崎市、刈羽村)の過酷事故に備えた安定ヨウ素剤を一部配備していなかった問題で、県警は14日、書類を偽造し未調達だった安定ヨウ素剤を購入したように見せかけたとして、有印公文書偽造・同行使の疑いで、新潟市中央区本町通十番町、元県医務薬事課主査、伊藤潤一容疑者(41)=懲戒免職=を逮捕した。
逮捕容疑は昨年1月下旬から5月下旬ごろ、自ら購入した印鑑を使って安定ヨウ素剤調達のための支出などに関する文書を偽造・行使したとしている。
安定ヨウ素剤は甲状腺被曝(ひばく)を防ぐ効果があるとされる。(産経ニュース)
http://www.sankei.com/affairs/news/141014/afr1410140013-n1.html
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