概要
宇都宮市の認可外保育施設「託児室トイズ」で7月、宿泊保育中の女児に発熱などの症状があったにもかかわらず適切な処置をせず死なせたとして、両親が19日、施設の代表取締役らを保護責任者遺棄致死と業務上過失致死容疑で宇都宮中央署に刑事告訴した。同署は同日付で、受理した。
亡くなったのは山口愛美利(えみり)ちゃん(当時9か月)。両親は施設の代表2人と保育従事者2人を告訴した。
告訴状などによると、愛美利ちゃんは、両親が出張中の7月23~26日、施設に預けられた。23日朝から24日夜までに14回下痢をし、25日昼過ぎには38度を超える熱が出ていた。しかし、保育担当者らは両親に連絡せず、かかりつけ医に診せることもなく、26日未明に愛美利ちゃんが亡くなるまで放置し続けたとしている。
記者会見した両親は「安全だと思って預けた。信頼を裏切られた」と訴えた。
施設運営会社の木村久美子代表取締役は「適切に保育を行っていた。捜査に全面的に協力している最中で、コメントは控える」との文書を発表した。(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/local/tochigi/news/20140919-OYTNT50455.html
栃木県宇都宮市の保育施設「託児室トイズ」で生後9か月の女児が死亡した件で、女児の両親が経営者の木村久美子らを刑事告訴したとのこと。
FNNnewsCH
モンテッソーリ教育
託児室トイズでは、「モンテッソーリ教育」を実施している。
「モンテッソーリ教育」とは、イタリアの医師・モンテッソーリが提唱し、知的障害を持つ児童や貧困層の児童を対象にした独特の教育方法。
3つの大きな特徴がある。
1.感覚教育
教具と呼ばれる、色や形に特徴を加えた玩具を利用して感覚的な教育を実施する。
2.自発性重視
子供の知的好奇心が自発的に発生するように、自由な環境を与える。教師が子供に何かを押し付けることなく、あくまで子供が興味を示すものから学ばせる教育。
3.整えられた環境
子供が自由に安心して遊んだり学んだり出来るよう、教室を清潔にし、子供目線で教室を整備する。
上記3つが適切に行われるよう、教員養成にも重きを置いている。
その為の独自の教員資格、が国際免状と日本免状の2種類ある。
託児室トイズの住所
栃木県宇都宮市本丸町15-9 KKビル
有限会社ウイン教育研究所
代表取締役:木村久美子
もう一人の代表:木村 茳(木村久美子の父親とのこと)
この会社は大きく2つの事業を行っている。
1.保育事業
「託児室トイズ」
おそらく木村久美子が中心となって運営している。
2.学習事業
「中央進学教室」
おそらく父親が中心となって運営している。
どちらの事業も同じビル内。
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