ベネッセの個人情報流出事件で、追加情報について考えて見た。
捜査関係者によると、松崎容疑者は昨年4月、妻の病気などで数十万円を借金。その頃からDB管理で顧客情報を見る度に「売ればカネになる」と考えていたという。(産経新聞より)
見る度に「売ればカネになる」
恐ろしい。
借金の状況について企業側が把握するというのは現実的な対応策なのだろうか。
よくわからないが、人権問題等になるのだろうか。
企業側が借金を把握出来れば、借金がある人はリスクが高いようなので、個人情報にアクセスさせない措置を取れるだろう。
また、経理担当の配置などにも利用できそう。
逮捕当時、約170万円の借金が残っており、「生活が苦しく、ギャンブルも月数回にとどめていた」と供述している。 (産経新聞より)
生活が苦しくてもギャンブルは続けるのか。
まあ、ストレス発散だったんでしょうね。
何か他に趣味を持っていれば違っていたのかもしれない。
気になるのは、
ギャンブルによって借金が増えたのかどうか
という点だ。
妻の病気で借金したのはわかっているが、さらに借金が増えていることについて、その原因を知りたい。
顧客情報のコピーについては、「セキュリティーが厳しくてできないと思っていたが、偶然欠陥を見つけた」などと供述していることも判明。昨年7月に顧客情報を持ち出し始める直前、DBを管理するパソコンにスマートフォン(高機能携帯電話)が接続できることを偶然発見し、別のファイルがコピーできることを確認した上で顧客情報を持ち出し始めたという。 (産経新聞より)
スマートフォンにファイルをコピー出来るようではセキュリティが厳しいとは言えないでしょう。
スマートフォンを充電するためにPCに接続する人は多い気がする。
システムの不具合のようだが、スマートフォンをPCに接続する、というよくありそうな行為のテストを実施していなかったのだろうか。
売却先の名簿業者は、インターネットで検索し、5社ほどに接触。条件の折り合った東京都千代田区の1社に決め、他には売却しなかったと供述している。 (産経新聞より)
名簿業者名はまだ出さないのか。
何のために公表を控えているのかよくわからない。
あと、松崎容疑者が派遣社員として働いていたことはわかっているが、その派遣元の企業名もまだ出ていない。
今多くの人が知りたいと思っていると思うが。
徐々に松崎容疑者が犯行に至った背景がわかってきていて興味深い。
ちなみに、私の妄想では子供も病気で入院していることになっているのだが、その辺はどうなんだろう。
妄想した記事「ベネッセ流出事件、松崎容疑者月収38万円、借金170万円」
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