概要
10月17日、秋田市にある東北森林管理局の専門官級の50代の男性職員が車を運転中誤って川に転落し同僚を水死させたとして2ヶ月の停職とする懲戒処分となった。
男性職員は2013年4月18日、秋田県大館市の林道を車で運転中に積雪で前に進めなくなったために後退した。
その際に後方を良く確認しないまま後退した為、川に転落した。
男性職員は自力で脱出したものの、同僚の60代の男性職員は逃げきれず死亡した。
この事故によって業務上過失致死罪で罰金100万円となっていた。
業務上過失致死罪
業務上過失致死罪の法定刑は、5年以下の懲役もしくは禁錮又は100万円以下の罰金。
通常の過失致死罪の法定刑は、50万円以下の罰金。
過失運転致死傷罪の法定刑は、7年以下の懲役もしくは禁錮又は100万円以下の罰金。
今回の男性職員のケースでは、過失致死罪よりも重く、過失運転致死傷罪よりも軽い容疑で起訴されている。
車を運転中に過失により人を死傷させた場合に「過失運転致死傷罪」となるはずだがなぜ「業務上過失致死罪」が適用されたのだろうか。
結果罰金刑となったのでどちらでも同じなのだが、この辺の微妙な違いがよく理解出来ない。
4月に積雪
ニュースでは4月18日に積雪で前に進めなかった、とある。
一瞬日付を2度見してしまいそうになる。
秋田の4月の雪の状況を確認してみた。
山間部では雪が残っているらしい。
秋田から岩手を結ぶ約35kmの道路・八幡平アスピーテラインの様子。
雪の壁の中を走れる人気ドライブコースとのこと。
4月下旬から約20日間、雪の回廊体験が出来るらしい。
秋田県大館市の場所
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