東大阪市・山崎毅海市議 政務活動費で妻の飲食費を支出

政治

概要

大阪東大阪市・山崎毅海市議
(東大阪市議会公明党議員団ホームページより)

10月29日、大阪府東大阪市議会の山崎毅海(よしうみ)市議(55)が政務活動費で不適切な支出をしていたことがわかった。

山崎毅海市議が出張中に支持者らとの意見交換会に山崎市議の妻が参加し、その飲食代などが政務活動費から支払われたという。

山崎市議は「会計処理のミス」と釈明しているらしい。

東大阪市議会ではこれまで19人が不適切な支出があり、計2235万円が返還される予定とのこと。

便利な言葉「会計処理のミス」

最近、政務活動費関連で「会計処理のミス」という言葉をよく聞く。

この言葉と問題のある支出を返還することで後は問題なしとなっている。

本当にミスなのであれば仕方ない、誰にでもミスはある。

しかし明らかに故意でやっていると思える。

皆やっているのだから問題ないだろうと。

ここで、不適切な政務活動費の支出をした議員のほとんどに故意はなかった、と仮定してみよう。

すると2つの可能性が考えられる。
1.政務活動費の制度設計がおかしい
2.議員になる人はADHD(注意欠陥症候群)の人が多い

1.政務活動費の制度設計がおかしい

政務活動費の報告書や添付資料の付け方が難しく多くの人が間違えてしまう。

このように考えることが出来るが、実際の報告書を確認すれば、別に難しいものではないことがわかるのでこれはない。

むしろ難しいのではなく、簡単に不適切な支出が出来、確認もずさんなのが問題で、その点で制度設計はおかしいといえる。

議員になる人はADHD(注意欠陥症候群)の人が多い

故意ではないとすると、単純ミスをする人が異常に多いことになる。

他の人がしないような単純ミスを繰り返すような人はADHDが疑われる。

ADHDは、計画性がなかったり注意力が散漫で忘れっぽかったりだらしなかったりする症例だ。

さすがに議員とADHDを結びつけることは無理なのでこれはない。

ということで「会計処理のミス」であって、ほとんどの議員には不適切な支出をするという故意はなかった、とするのは無理がある。

引用

大阪府東大阪市の山崎毅海(よしうみ)市議(55)は29日、出張で不在中に妻が参加した会合の飲食代などを政務活動費(政活費)から少なくとも3回分(計約1万1500円)計上していたとして、市に返還する意向を明らかにした。

 山崎氏は公明党議員団幹事長で、読売新聞の取材に対し「会計処理のミス」と釈明している。

 山崎氏によると、不適切な支出があったのは2011年8月4日と13年2月7日、今年2月4日。いずれも府外に出張中、大阪市内の飲食店などで支持者らとの意見交換会があったため、妻が代わりに参加。飲食代や駐車場代として計上したという。

 同市議会では政活費の不適切な支出が相次いで発覚。市議19人が今月7日、約2235万円を返還する意向を示していたが、公明党議員団は「不適切支出はない」としていた。(YOMIURI ONLINE)
http://www.yomiuri.co.jp/national/20141030-OYT1T50031.html

山崎毅海市議について

1999年9月に東大阪市議会議員に初当選し現在4期目。

宮崎県出身で、大分県宇佐市立宇佐高等学校卒業、近畿大学法学部法律学科卒業。

妻と義父母の4人家族とのことで、マスオさん状態。

何となく似ているかも。

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