中国西南部の雲南省昭通市で3日夕に起きたマグニチュード(M)6.5の地震の死者は4日午前、379人に拡大した。国営中央テレビが伝えた。負傷者が1881人に上っているほか、行方不明者もおり、死傷者は増える可能性がある。李克強首相は同日午前、被災地に向かう。
震源地の昭通市魯甸県では302人が死亡、1591人が負傷し、住宅1万2000戸以上が倒壊するなど甚大な被害が出た。曲靖市会沢県でも10人が死亡し、97人が負傷した。
被災地では激しい雨も重なって地盤が緩み、震源地に向かう道路が土砂崩れで寸断されている。また、土砂崩れでせき止められた河川の水位が上がり、せき止め湖になっている。陣頭指揮を執る雲南省の李紀恒省長は、壊滅的被害を受けた魯甸県竜頭山鎮に徒歩で入った。
習近平国家主席や李首相は3日夜、救援作業を最優先するよう相次ぎ指示した。人民解放軍や武装警察、消防など5000人以上が被災地に向かっているが、魯甸県では200回以上の余震が続き、電話など通信網も遮断。救援作業は難航している。(時事通信より)
雲南地震 FNNnews
同じ規模の日本の地震だと、2003年の宮城県北部地震ぐらいかな。
この時の被害は、負傷者649人、建物全壊489棟、半壊1231棟で、死者は出なかった。
地震に備えた建築や避難訓練等を徹底していれば大きな被害は食い止められる。
中国では地震が起こると被害が大きくなる傾向にある。
日本の地震対策を参考して被害を抑える対策をしてほしい。
ちょっと気になった点1「市のしたに県がきていること」
震源地が「昭通市魯甸県」となっている。日本の行政単位とほぼ一緒と思い込んでいたが、全然違うようですね。
ちょっと気になった点2「武装警察が被災地に向かっていること」
武装する必要が良く分からない。暴動や略奪を制圧するためかな?
それにしても、雲南省はしょっちゅう地震が起きている気がするので調べた。
過去の雲南省の主な地震
2012年9月7日 マグニチュード5.7
2011年3月10日 マグニチュード5.5
2009年7月9日 マグニチュード5.7
2008年8月30日 マグニチュード5.9
2003年7月21日 マグニチュード5.9
1970年1月4日 マグニチュード7.5
1917年7月30日 マグニチュード7.5
大地震は44年前だけど中規模地震は頻繁に起きてますね。
やはり地震が頻繁に起きることを前提とした対策が必要ですね。
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