冨田 尚弥 約1年半の公式試合出場停止 チームからは解雇

概要

9月25日、仁川アジア大会において韓国メディアのカメラを盗み、日本選手団から追放されていた競泳の冨田尚弥(25)の続報

9月27日の記事「競泳日本代表の冨田尚弥 仁川アジア大会中にカメラを窃盗

日本水泳連盟からの処分

日本水泳連盟が10月7日に倫理委員会を開催し、2016年3月31日までの約1年半、冨田尚弥の選手登録停止処分を決めた。

この処分により、国内国外の公式試合全てに出場出来ない。

1年半だと選手生命を絶ちたいという思いはなさそうだ。

その間練習を続けていれば何とか復活は出来そう。

所属チーム「チームアリーナ」の処分

所属チーム「チームアリーナ」を運営する株式会社デサントは7日付で解雇したそうだ。

日本水泳連盟の処分よりこちらの方が痛いかもしれない。

今後冨田尚弥を拾ってくれるチームは現れるか。

もう窃盗のイメージしかなく、スポンサーになりたい、という企業はないだろう。

とすると、どこかでアルバイトでもしながら、母校の中京大学の施設で練習かな?

とばっちりを受けた人達

アジア大会競泳選手団リーダーの泉正文、強化本部長の上野広治、監督の平井伯昌。

いずれもけん責処分とのこと。

けん責処分なので、懲戒の中で最も軽く始末書提出ぐらいかな。

3名はどうしようもなかったかと思うが・・・

株式会社デサント担当役員、チームアリーナ監督。

この2名は厳重注意ならびに厳正な処分とのこと。

注意はわかるが、厳正な処分とは何か不明。

被害者の声

被害者である韓国メディアの記者から「選手生命を奪う処分をしないでほしいと強い要請があった」とのこと。

常識外れな窃盗をされた者として厳しい処分を求めるのが普通な気がするが、この人はなかなか大人物だ。

スポーツ記者として本当にスポーツを愛し、スポーツ選手を愛しているのだろう。

罪を憎んで人を憎まず

冨田尚弥は素晴らしい活躍が出来る可能性のある水泳選手であることは間違いない。

一度の過ちでその可能性を消してしまうのは惜しい。

今回の事をバネにしてリオデジャネイロ・オリンピックでメダルでも取ってくれれば、と思う。

引用

仁川(インチョン)アジア大会で韓国メディアのカメラを盗んだとして、競泳の冨田尚弥(25)(チームアリーナ)が日本選手団から追放された問題で、日本水泳連盟は7日に倫理委員会を開き、2016年3月31日まで選手登録を停止する処分案をまとめた。

 30日の臨時理事会で承認されれば、国内外の公式試合に出場できなくなる。

 同連盟は「(被害者から)選手生命を奪う処分をしないでほしいと強い要請があった」などとして、最も重い永久停止に次ぐ処分を決定。16年4月以降に行われる見込みのリオデジャネイロ五輪の代表選考会には出場できる。競泳選手団では、泉正文リーダー、上野広治強化本部長、平井伯昌監督をけん責処分とする方針。

 所属チームを運営するスポーツ用品メーカーのデサントは、7日付で冨田を解雇したと発表した。(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/sports/etc/20141008-OYT1T50014.html

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