概要
10月26日午前4時ごろ、近鉄バス株式会社が運行する夜行バス「しまんとブルーライナー」が愛媛県四国中央市新宮町馬立の高知自動車道下り線の笹ヶ峰トンネルの側壁にぶつかる事故が発生した。
この事故で3人が首などに軽傷を負ったという。
事故原因について
事故原因は調査中らしいが、突発的な眠気ではないだろうか。
長距離運行のバスの運転手は過酷な労働環境で睡眠時間が多く取れないという。
夜間バスの事故というと、多数の被害者を出した2012年の関越自動車道での居眠り運転で社会的な問題となった。
当時の調査結果では、全体の64%の会社が、運転手に必要な休憩を取らせていなかったり長時間運転をさせていたという。
その事故を機に各社対応策を講じたはずで、近鉄バスも大手なので十分な対策を講じたのだろう。
しかし、今回の事故で夜間バスの安全性にまたも不安が出てきた。
小規模な会社と違って十分な安全対策が可能な大手企業でもまだ不十分なのであれば、小規模な会社の夜間バスはもっと不安となる。
今回の事故では被害は最小限となったが運が良かっただけともいえる。
事故原因をしっかりと調べる必要がある。
しまんとブルーライナーについて
21:00京都発、7:40宿毛着で、10時間40分かかる。
京都から宿毛までの片道運賃は10,000円、往復18,000円
新幹線と特急を利用した場合は約6時間10分で、14,360円。
引用
26日午前3時55分ごろ、愛媛県四国中央市新宮町馬立の高知自動車道下り線のトンネル内で、近鉄バスの夜行バス「しまんとブルーライナー」が側壁にぶつかった。乗客の男女3人が首の痛みなどを訴えているが、いずれも軽傷とみられる。
県警高速隊によると、現場は2車線の直線道路で、バスは左側の壁にぶつかって止まった。男性運転手(50)が、何らかの原因でハンドル操作を誤ったとみて調べる。
バスは京都市から高知県宿毛市に向かっており、事故当時は乗客33人と運転手2人が乗っていた。(産経ニュース)
http://www.sankei.com/west/news/141026/wst1410260023-n1.html
事故現場
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