兵庫県の水田裕一郎県議(50)=自民=が、政務活動費を使い、平成25年度に約230万円分の切手を自身が社長を務める会社から購入していたことが分かった。支援者に県政報告を郵送するために切手を使ったといい、議会事務局は購入方法に問題はないとしている。兵庫県議会では野々村竜太郎元県議(48)が3年間で約250万円分の切手を政活費で購入していたことが発覚し、問題となった。
収支報告書によると、水田県議は自身が経営する同県姫路市の海運会社から、20万~30万円分を10回に分けて購入した。取材に対し「会社は日本郵便と契約し、切手やはがきの販売所になった。別の場所で買う理由もないので購入した」と説明。「自分の会社から切手を購入しても問題ないか、事前に議会事務局に確認した」と話した。
切手は主に約3万人の支援者に県政報告や県議会の広報誌を送るために使ったという。
議会事務局は「県民から疑義が生じるのはやむを得ないが、政活費で本人や親族が経営する企業から物を買ってはいけないという規定はない」としている。
野々村竜太郎元議員は3年間で約250万円分の切手
水田裕一郎議員は1年間で約230万円分の切手
これは!
と思ったけど、記事を読むと特に問題はなさそう。
問題となりそうなのは
「自身の会社である飾磨海運㈱から購入したこと」
ではなく、
「切手を本来の目的で使用したのか」
という所かもしれないけど。
まあ、郵送物が多い場合はそれだけ使うかもしれないか。。
郵便切手の販売についてちょっと調べると、「郵便切手類販売所等に関する法律」により、個人または法人が販売することが可能となっていますね。
手数料は、月の売上20万~30万の場合は8%だから、1か月で23万円分購入したとして月に1万8400円の収入となる。
そして10回だから、合計18万4千円。
これが飾磨海運株式会社の利益になったわけですね。
うーん、会社の規模から考えると大した金額ではない。
野々村元議員で有名になった兵庫県議だから期待したけど、特に何もなさそうかな。
水田議員が社長を務める「飾磨海運株式会社」の紹介
飾磨海運株式会社
(飾磨海運株式会社Webサイトより)
代表取締役会長 水田 宏(水田議員の父親かな?)
(飾磨海運株式会社Webサイトより)
代表取締役社長 水田 裕一郎
昭和20年3月16日 設立
資本金:6000万円
本社所在地:
〒672-8064
兵庫県姫路市飾磨区細江1300番地
本社ビル
(飾磨海運株式会社Webサイトより)
連絡先
TEL (079) 233-0741 (代表)
FAX (079) 233-0740 (代表)
事業内容
港湾運送事業
「収入印紙、郵便切手の販売業」
など多数の事業
10月4日の続報記事「兵庫県議・水田裕一郎 3年間で750万円分の切手を自身が社長の飾磨海運㈱から購入」
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