概要
堺市の北野礼一市議(68)=維新=の2013年度政務活動費で、収支報告書に添付した領収書200枚(約37万6000円分)に事実と異なる記載があったことが分かった。コピー機のない店の領収書に「コピー代」と記載、切手購入の領収書に本来不要な消費税分が含まれていた。北野市議は取材に「領収書の品目は妻が書き、間違えた。全額が政活費でなかった可能性もある」と非を認め、報告書を訂正、一部を返還する意向を示した。
報告書などによると堺市内のドラッグストア4店が発行した領収書28枚(計約6万4000円分)で、購入品目に「コピー代」や「切手代」と記載されていたが、店にコピー機はなく、切手も売っていなかった。コピー機のない食料品店3店でも同様に約6万5000円分を「コピー代」としていた。切手の領収書114枚(約11万9000円分)で、本来不要な消費税分が含まれていた。
北野市議は元自民で7期目。05年には市議会議長を務めた。(毎日新聞より)
政務活動費の問題で、今回は堺市の北野礼一市議が不正を行った。
間違いを「妻のせい」にしているのも気に入らない。
適当に書いてもバレないと思ったのだろう。
内容を見るとあまりにずさんだ。
さすがに、そろそろ「政務活動費」の全国調査をすべきかと思う。
これだけポンポンと出てくるのだから氷山の一角と考えるのが普通だ。
政務活動費の仕組み自体が悪い。
簡単に不正出来るように法改正したのが問題だ。
これを機に再び法改正し、不正を行いにくい仕組みとしてほしい。
北野礼一市議の事務所の地図
北野礼一市議、ひき逃げ事件
2008年1月21日、中区深井清水町の道路において自転車に乗っていた高校1年生の女子生徒を接触事故を起こした。
女子生徒は接触の際に、自転車のハンドルにより腹部に軽傷を負った。
北野市議は事故の後に一旦車から降りて女子生徒の様子を確認した。
そして氏名や連絡先を女子生徒に告げず、警察にも通報しないまま車に乗って走り去った。
女子生徒は自宅に帰る途中に、北野市議のポスターを発見し、「こいつだ!」と確信し警察に通報した。
警察の取り調べを受けた北野市議は「生徒にけがはない様子だったので離れた。事故を警察に通報しなかったことは反省している。」と話した。
しかし、
現実に女子生徒はけがを負っており、介抱を行わず、警察に通報せず、自らの連絡先も伝えない行為は、ひき逃げである。
選挙法違反で逮捕されたが、その後無罪が確定
2005年8月31日に焼き肉店でパーティーを開いて、一人当たり5000円相当の接待をしたと公職選挙法違反で逮捕され、罰金30万円の略式命令を受けた。
そして、即日納付して釈放された。
この件については、その後、命令を不服として正式裁判となった。
そして、2007年に1審で無罪となった。2審も無罪となり、無罪が確定した。
正式な裁判の結果なのでこの件について言及は出来ない。
しかし、
ひき逃げ事件と政務活動費不正を行う人物であることを勘案すると、証拠がなかっただけで、実は不正を行っていたのではないかと疑いたくなる。
コメント
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調査だけでなく、失業保険同様不正が発覚した場合、受給した金額の3倍を返還させるように法律を改正すべきです。