兵庫県議・水田裕一郎 3年間で750万円分の切手を自身が社長の飾磨海運㈱から購入

概要

兵庫県議会の水田裕一郎県議が、自信が社長を務める飾磨海運株式会社から平成25年度に約230万円の切手を政務活動費として購入していたことが8月に発覚していた。

そして、この度、平成23年度に240万円、24年度に280万円分の切手を同様に飾磨海運株式会社から購入していたことが明らかになった。

8月19日の記事「兵庫県議水田裕一郎議員 社長を務める飾磨海運㈱から切手購入

問題点の候補

問題点となりそうなのは3点ある。

1.社長を務める会社から切手を購入しても良いのか
2.本当に切手を購入したのか
3.本当に切手を使ったのか

1.社長を務める会社から切手を購入しても良いのか

これについては何となく怪しそうな気がしてツッコミたくなるポイントだ。

しかし、水田県議は購入に先立って議会事務局に確認しており、問題ないと結論が出ている。

2.本当に切手を購入したのか

これについて、実在の企業から購入しているので、もし購入していなかったらすぐにわかる。
確実に証拠は残っているはずなので購入を否定するのは難しいかと思う。

わざわざバレやすい方法をとるとは考えにくい。

なので本当に切手を購入したと思われる。

3.本当に切手を使ったのか

切手の購入が本当だとしても、後で換金することが出来る。

ここが政務活動費の闇の部分として取りざたされている。

水田県議は切手を本当に使ったのか?

これについて、水田県議は広報誌を送る為などに使ったと説明している。

なので実際に送ったとされる場所に確認をとればわかるだろう。

既に封筒を捨てている人もいるだろうが、何人かは封筒を取っておいているはずだ。

実際に調べればすぐに判明するだろう。

これらの問題は8月時点で結論が出ていた

3つの問題点について考えてきたが、これらの問題は8月時点で発覚しており、その時点で問題ないと判断されていた。

そして今回明らかになったのは平成23年度と平成24年度も同様に切手を購入していたことだ。

しかし、平成25年度が問題ないのであれば平成23年度も24年度も問題ないと考えるのが普通だ。

議員活動において何かしらの資料を送るというのは普通で、どうも水田県議のケースは特に問題ない気がしている。

大量の切手意購入は自粛すべき

ただ、大量の資料を郵送するのであれば通常「料金別納」とし、切手を貼る手間を省くのが普通という意見もある。

現に、同じ兵庫県議会の丸尾牧県議は、大量の切手購入を自粛し、代わりに料金別納とするように議長に求めている。

確かに政務活動費の不透明な使い方に利用されているようなので自粛がふさわしいだろう。

兵庫県のみならず全国の議会も同様に自粛すれば良い。

水田 裕一郎後援会について

水田裕一郎後援会では寄付の受付を行っている。

金融機関名:ゆうちょ銀行 店番099
口座番号:00970-8-171211

自身が社長を務める「飾磨海運株式会社」と日本郵便は取引関係にある。

取引先に気を使ってグループ企業である「ゆうちょ銀行」を選んだのだろうか。

別になんら問題はないのだが、何となく気になった。

引用

兵庫県の水田裕一郎県議(50)=自民=が、平成25年度に自分が社長を務める会社から政務活動費で大量の切手を購入していた問題で、23、24年度にも同様に自社から購入していたことが3日、県内の市民オンブズ3団体の調査で分かった。

 市民オンブズによると、水田氏は社長を務める姫路市の海運会社から25年度、10回にわたって計230万円分の切手を購入していたが、23年度に240万円分、24年度に280万円分の切手を買っていた。

 3団体は水田氏を含む8人の県議・元県議について県に住民監査請求をしており、3日、県監査委員に意見陳述。同時に請求内容を追加した。

 水田氏は、25年度分について「県政報告や県議会の広報誌を送るために使った」と説明していた。(産経ニュースより)
http://www.sankei.com/west/news/141004/wst1410040024-n1.html


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