時事通信より
日本マクドナルドは22日、中国の食品会社が消費期限切れの鶏肉を使用していた問題で、国内で使用する「チキンマックナゲット」の約2割を同社から輸入していたと発表した。マクドナルドは報道で問題を把握した21日に該当商品の販売を中止し、タイや中国の別工場で生産した商品への切り替えを進めている。
ロイターより
米マクドナルド<MCD.N>とケンタッキーフライドチキン(KFC)を運営する米ヤム・ブランズ<YUM.N>は21日、食肉の仕入れ先が保存期限切れの食肉などを供給していたとされる問題をめぐり、消費者に謝罪した。 問題となっているのは米食品卸売会社OSIグループの中国工場、上海福喜食品で、テレビの報道番組で従業員が床から食肉を拾っている姿や、期限切れの食肉を新鮮な食肉に混ぜている姿が放映された。 上海市食品薬品監督管理局はこの報道を受けて、20日に同工場を閉鎖した。
Record China より
2014年7月21日、京華時報は、マクドナルドやケンタッキーフライドチキン、ピザハットなどの中国の店舗に、大量の変質した食肉加工品が供給されていた問題で、これらの加工品は中国で優先的に使用されていたと伝えている。 問題の供給元は、米OSIグループの子会社・上海福喜食品有限公司。同社は保存期限の切れた変質した肉類原料を大量に使用し、保存期限シールを貼り替えるなどの偽装工作をしていた。中には期限が7カ月過ぎ、カビが生えた冷凍品まで扱われていたという。同社の作業員は「期限切れだからと言って、食べても死にはしない」と話していた。
日本マクドナルド社は、中国産「消費期限切れ鶏肉」を「チキンマックナゲット」に利用していたため、販売を中止するとのこと。
恐ろしい。
いつから使われていたのか?
マック利用者はこれまでずっとこのような肉を食べさせられていたわけか。
これは氷山の一角でしょう。
「中国の別工場で生産した商品への切り替え 」するという対応はどうだろう。
マクドナルドからの客離れが激しいけど、このような対応をしていては客離れに拍車をかけることになるかと思う。
ちなみに、3つのソースを見ると気になる事が2点
1点目:
ロイターでは、期限切れの問題と床から食肉を拾っている問題の2つを問題としてニュースにしているが、時事通信では期限切れのみを問題としている。
床から食肉を拾うという行為は衛生上ありえなく衝撃的だが、日本のメディアは報じていない。
2点目:
日本のケンタッキー・フライド・チキン(KFC)とピザハットがニュースになっていない。
おそらく日本のKFC・ピザハット運営会社も同じ工場から食肉を輸入しているのではないだろうか。
少なくとも輸入しているかいないかのコメントは必要かと思う。
初動の遅れは企業に大ダメージを与えるので、早めに何かしらのコメントがほしいところだ。
追記
7月23日、ケンタッキー・フライド・チキンとピザハットを運営する会社「日本KFCホールディングス」にコメントを出しました。
「上海福喜食品有限公司」との取引はなく、鶏肉は国産だそうです。
http://japan.kfc.co.jp/140723_info.pdf
その代り「ファミリーマート」が取引していたみたいですね。
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