概要
10月5日、千葉県中央区にあるJR蘇我駅前でタクシーに乗車してきた無職谷口勝一容疑者(66)が運転手に対してカッターナイフを突きつけて脅し、現金を奪おうとしたとして強盗未遂容疑で逮捕された。
運転手は社内の非常ボタンを押し、後部座席のドアをロックし谷口勝一容疑者を社内に閉じ込めたうえで自身は社外に逃げていたという。
タクシーの安全装置
非常ボタン&非常点灯
タクシーには非常事態時に、外部の者に危険を知らせる為の通信装置と非常点灯装置が備わっている。
運転手が自然にボタンを押せるような場所に設置されているか、携行しているらしい。
タクシー会社によって違っていて、防犯上もちろん教えてくれない。
ドアロック
タクシー後部座席の左側のドアは運転手により自動開閉させるので通常乗客は操作しない。
そして右側のドアはチャイルドロックが備わっている。
チャイルドロックは元々子供が誤ってドアを開けてしまわないように内側からは開けられず外側からのみ開けれるようにする仕組み。
安全性のみならず無賃乗車防止の意味もある。
今回の事件ではこれが役立っている。
引用
千葉県警千葉中央署は5日、千葉市中央区宮崎町、無職谷口勝一容疑者(66)を強盗未遂容疑で現行犯逮捕した。
発表によると、谷口容疑者は同日午前5時半頃、同区のJR蘇我駅前で乗車したタクシーの男性運転手(71)にカッターナイフを突きつけて「金を出せ」と脅し、現金を奪い取ろうとした疑い。
男性は同区長洲の市道上で停車中に車内の非常ボタンを押して勤務先のタクシー会社に連絡し、同社が同署に通報。男性は後部座席のドアをロックして車外に逃げ、駆けつけた署員が車中に閉じこめられていた谷口容疑者を取り押さえた。(YOMIURI ONLINE)
http://www.yomiuri.co.jp/national/20141006-OYT1T50000.html
タクシーの走行経路
コメント