概要
愛媛県松山市にある松山商業高校野球部で2年生による1年生に対する暴力行為があったと判明した。
松山商業高校野球部は甲子園春夏合わせて7度優勝している名門校だ。
愛媛県松山市といえば、済美高校野球部でのいじめ問題も大きな話題となった。
愛媛県教育委員会もしくは愛媛県高野連はこの2つの問題について重く受け止め厳正に対応しなければならない。
1年生は被害者
松山商業野球部は18日に始まる1年生の大会への出場を辞退したそうだ。
1年生は暴力行為の被害に合っているのにさらに大会に出場出来ないとは2重にかわいそうではないか。
加害者は2年生なのだから1年生の大会は出場して問題ないと思うのだが。
判断の仕方が良く分からない。
愛媛県以外でもいじめや暴力は報道されている
それにしても最近野球部によるいじめや暴力事件が目立っている。
おそらく昔からそのようなことがあったのだろうが、監視の目が厳しくなり発覚するようになったのだろう。
野球部に限らず体育会系の部活動では「精神を鍛える」などの言い訳により暴力が横行していたと思うが考え方を改める必要がある。
いじめや暴力は犯罪
松山商業高校では「いじめではなく指導の行き過ぎ」と判断しているという。
これだけいじめが世間を騒がしているのに、そのような判断をするとは。
暴力行為があった場合は「暴行罪」、けがを負った場合は「傷害罪」になり立派な犯罪だ。
厳正に処分しなければいつまでたってもこのような事件は無くならない。
引用
高校野球の甲子園大会で春夏通じて7度の優勝を誇る古豪、愛媛・松山商高は16日、野球部内で上級生による下級生への暴力行為があったと発表した。既に活動を自粛しており、愛媛県高野連にも報告したという。同高野連が主催し、18日に始まる1年生大会への出場を辞退した。
同校によると、8~9月に2年生3人が1年生5人に対してバットで胸を突いたり、投げ飛ばしたりした。悪ふざけの延長や、指導の行き過ぎがあったという。10月初めに野球部長が被害の訴えを受けて判明した。
白木俊一教頭は「生徒や保護者に心からおわびしたい。再建に向けて取り組んでいきたい」と話した。監督や部長の進退に関しては、日本学生野球協会の処分を待って決めるとしている。
松山商高は1925年の第2回選抜大会で甲子園大会初制覇。三沢高(青森)と対戦した69年夏の決勝は延長十八回0―0の引き分け再試合の末に全国制覇を果たした。(日経新聞)
http://www.nikkei.com/article/DGXLSSXK40640_W4A011C1000000/
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