概要
10月22日午後6時ごろ、東京都西多摩郡瑞穂町箱根ケ崎東松原の町道交差点をワゴン車で走行中に自転車に乗っていた瑞穂町議会事務局長、伊藤孝裕さん(58)をはねて、助けずに逃走したとして篠崎克巳容疑者(71)が自動車運転処罰法違反(過失運転致死)と道交法違反(ひき逃げ)で逮捕された。
伊藤孝裕さんはまもなく亡くなったという。
防犯カメラから車種が特定され警察が調べていたところ、事故現場に落ちていた補助ミラーと一致する篠崎克巳容疑者のワゴン車を見つけたとのこと。
また、目撃者が覚えていた車のナンバーとも一致したという。
篠崎克巳容疑者は、「前をよく見ていなかった。大したけがではないと思って立ち去った」と容疑を認めている。
事故時の対応違反
もし仮に「大したけがではなかた」としても事故を起こした場合は報告する義務がある。
また、2次被害が起こらないように危険防止措置を講じる必要もある。
なので事故を起こして立ち去る行為はそもそも違法行為となる。
見つかるべくして見つかった
篠崎克巳容疑者は逃走したわけだが、警察に見つからないと思ったのだろうか。
現場には補助ミラーが落ちていたという。
そして篠原容疑者の車は補助ミラーが欠けた状態のままだったという。
警察の捜査能力を持ってすれば防犯カメラの映像がなくても車種を特定できたと思う。
ひき逃げ事件では現場に証拠が残るので捕まる可能性が高い。
また、現場には目撃者がいたという。
篠原容疑者は気付かなかったのだろうか。
これだけの証拠があって逮捕されないわけがない。
一旦逃げたとしても自ら出頭した方がまだ心証が良い。
しかし、「大したけがではないと思って立ち去った」という発言から罪はないと本気で考えていた可能性がある。
もしそうだとしたら交通ルールに関する知識が乏しい。
免許更新時に知識を確認しても良い気がする。
事故現場
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