概要
10月8日午後3時ごろ、千葉県船橋市八木が谷の住宅街の交差点でスケートボードで遊んでいた幼稚園児の渡邉諒大くん(6)が乗用車にひかれ死亡した。
乗用車を運転していたのは、近くに住む自称無職の梅田奈美容疑者(35)で、過失運転傷害の容疑で逮捕された。
事故当時、渡邉諒大くんはスケートボードに仰向けに乗っていたとのこと。
梅田奈美容疑者は「子どもに気が付かなかった。音がして何かに当たったと気付いた」と話しているという。
家族は辛い
まだ6歳の子どもを亡くした家族は辛いだろう。
来年小学校に上がり、徐々に勉強を覚え大人になっていく。
どのような人間になっていくか思いを馳せていたことだろう。
それが一瞬の事故で未来が消失してしまった。
まだまだ心の整理はつかないかと思う。
運転手の梅田容疑者も辛い
ただでさえ子供は背が低く認識しづらいのだが、今回のケースでは仰向けスケートボードに乗っていたという。
運転手側からは非常に見にくかったと思う。
しかも子供のほうも車に気付くような状態ではなかった。
住宅街の交差点なのだから、乗用車の運転時は特に周りに注意していればよかった、というのは確かだがそれでも運転する側からしたら避けにくい状況だっただろう。
公道でのスケートボードについて
公道においてスケートボードに乗っても良いのか調べた。
道路交通法によると、
「交通のひんぱんな道路」で乗っていた場合は違反となり、5万円以下の罰金。
となるそうだ。
「交通のひんぱんな道路」というのがくせものだ。
社会通念上判断するとのことだが、過去の判例では
「1時間あたり、原付30台、自転車30台、歩行者20名程度の場合はひんぱんとはいえない」
となっている。
この判例を考えると、住宅街の交差点程度では、交通のひんぱんな道路とは言えないだろう。
引用
8日午後、千葉県船橋市で、住宅地の中の路地でスケートボードで遊んでいた幼稚園児の男の子が乗用車にはねられて死亡し、警察は、車を運転していた35歳の女を逮捕して、事故の状況を調べています。
8日午後3時すぎ、船橋市八木が谷で、幼稚園児の渡邉諒大ちゃん(6)が、自宅前の路地でスケートボードで遊んでいたところ、乗用車にはねられました。
諒大ちゃんは病院に運ばれましたが、全身を強く打っていておよそ1時間後に死亡が確認されました。警察の調べによりますと、車を運転していた近くに住む、梅田奈美容疑者(35)は、自宅に帰ろうと右折して路地に入った際に諒大ちゃんをはねたとみられ、調べに対して、「音がして車を降りたら男の子が倒れていた。音がするまで全く気がつかなかった」と話しているということです。
警察は、過失運転傷害の疑いで逮捕して事故の状況を調べています。(NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141008/k10015248301000.html
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