第96回全国高校野球選手権石川大会の決勝戦、星陵VS小松大谷で、奇跡の大逆転が起こった。
星陵が0-8で迎えた9回裏に9点を取って逆転サヨナラで勝利し、見事甲子園出場を手にした。
これで星陵は2年連続17回目の夏の甲子園出場となった。
チームの合言葉は「必笑」。
笑うことで前向きになり、自分たちの野球ができると信じて、どんな時でも笑うこととした。
9回裏の攻撃前、林監督の指示で選手は笑顔を見せた。
そして、9回裏の攻撃が始まっても「必笑」を実践していた。
写真は9回裏のキャプテンで、先頭バッターの村中選手。
合言葉「必笑」の通り笑顔を見せている。
この時点ではほぼ負けが決まったようなもので、ここで笑顔を出すのは相当強い気持ちがないと出来ないことだ。
しかし、村中選手は笑顔を作り最低限塁に出ることを目指した。
結果はフォアボールで見事出塁。
逆転に向けた小さな希望の光が見えた。
その次のバッターは、代打で今村選手が右中間にタイムリースリーベースヒットを打った。
これで1-8となった。
7点差あるものの、ノーアウト3塁。
点差を考えるとまだまだ負けの可能性が高いものの、待望の1点が入り、星陵には勢いがついた。
そしてその勢いのまま一気に9点を取り、奇跡の大逆転となった。
始まりは9回裏攻撃前の選手たちの「必笑」、そして攻撃開始時のキャプテン村中選手の「必笑」だった。
星陵VS小松大谷 9回裏の大逆転
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