概要
岩手県奥州市前沢区のホテルの一室で5日夜、首をタオルで絞められた女性の遺体が見つかった事件で、一関署は6日、遺体はアルバイト店員の松本瑞希さん(23)=同県一関市山目=と判明したと発表した。
松本さんはベッドの上で見つかり、脇には元交際相手とみられる20代の男が両手首を切って倒れていた。一関署は男が無理心中を図った疑いがあるとみて、回復を待ち、殺人容疑で事情を聴く。
一関署によると、松本さんと男は今年に入って数カ月間交際していたが、別れていた。金銭トラブルなどがあり、松本さんから相談を受けた同署が、男に警告していたという。
5日夕、松本さんの母親から「娘がいなくなった」と一関署に届けがあり、捜査員がホテルで2人を発見。男は病院に運ばれたが、命に別条はない。
(産経ニュース)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140906/crm14090611050005-n1.htm
岩手県奥州市のラブホテルで松本瑞希さん(23)がタオルで首をしめられて死亡、脇には両手首を切って倒れていた20代の男がいたとのこと。
無理心中か?
それとも、殺してしまって動揺していたが、手首を切れば「無理心中に装える」と思って浅く手首を切ったか。
無理心中と言えば、殺人と言われるより若干非難の矛先が弱まる気がする。
しかし、
無理心中は被害者からしてみたら死ぬ意思はなく、あくまで加害者側からの視点だけだ。
これは、単なる殺人であって殺人罪が適用されるでしょう。
殺人罪
死刑又は無期もしくは5年以上の懲役
毎日新聞によると、被害者の松本瑞希さんはアルバイトの最中で、昼の休憩時間に外出したという。
加害者の男は、過去にはストーカーを繰り返し、警察からストーカー規制法に基づいて警告もされている。
ストーカーからの殺害はよくニュースになっており、なくならない。
ストーカー規制法に問題があるのではないだろうか。
何となくストーカー規制法をもっと厳しくすれば良い、と考えてしまうが、
法律上、罪を犯していない人間の自由をどこまで奪っていいのか、
という議論となるか。
殺人事件の現場(カカオリゾート 奥州前沢店)
被害者 松本瑞希さんのだいたいの住所
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