宮城・岩沼市 総合南東北病院看護師 患者に暴行し「早く死ね」

国内

概要

岩沼市の総合南東北病院(松島忠夫院長)で、30代の女性看護師が入院患者に暴行していたことが25日、分かった。現場にいた目撃者によると、看護師は患者に対して「早く死ね」などの暴言も吐いたという。病院は患者の家族らに謝罪し、看護師を停職3日間の懲戒処分にした。
 関係者によると、暴行があったのは6月中旬の未明。70代の男性患者が看護師に病室で顔を殴られ、左頬付近が腫れた。男性は直前に病室を出て廊下を徘徊(はいかい)していて、看護師に病室に連れ戻された。
 同室だった患者は「無理やりベッドに寝かせられたのか、男性は『痛い、痛い』と声を上げていた」と話す。看護師は男性の汚物処理後、寝ている男性の顔を殴り、「早く死ね、じじい」と言って立ち去ったという。
 病院は男性の頬に湿布を貼る治療をした。看護師は聞き取りに対し「男性の体が腹に当たり、とっさに手を上げてしまった」と釈明。暴言はなかったと病院は認識しており、看護師にも確認していないという。
 病院は「理由はどうあれ、あってはならないことで申し訳ない。再発防止のため職員の指導・教育を徹底したい」と話している。(河北新報より)
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201409/20140926_13011.html

身体拘束での出来事か

患者は徘徊しており、おそらく日常的に徘徊していたのだろう。

なので患者の身体を拘束するのは仕方ない。
(拘束まではしていないのかもしれないが)

拘束されたくない患者が暴れるのは無理もない。

「痛い」と患者が声をあげるぐらい拘束せざるを得なかったのだろう。

しかし暴行は当然ながら良くない。

普通に暴行罪かと思うのだが・・・

刑事事件にはならないのか。

犯罪には至らない程度のことだったのかもしれないが、病院は患者に治療をした、とある。

治療行為が発生していれば傷害の要件に該当しそうだが・・・

もし仮に傷害が発生しなかったとしても暴行を行った事実があれば暴行罪が適用できるはず。

このままうやむやになってしまうのか。

傷害罪
 15年以下の懲役又は50万円以下の罰金

暴行罪
 2年以下の懲役もしくは30万円以下の罰金または拘留若しくは科料

暴言はあったのかなかったのか

暴行について病院側は認めているが、「早く死ね、じじい」という暴言について認めていない。

目撃者の意見を無視したのか?

病院は看護師に確認もしていないという。

暴言があったとしても罪には問えないのでわざわざ事を大きくしたくない、ということか。

病院のいう「職員の指導・教育の徹底」には大事な事だと思うが・・・

2つの総合南東北病院

調べてみると総合南東北病院は2つあった。

一つは記事にある宮城県岩沼市にある、社会医療法人将道会 総合南東北病院。

もう一つは福島県郡山市にある、一般財団法人脳神経疾患研究所 総合南東北病院。

最初ずっと郡山市にある方の病院のホームページを見ていた。

紛らわしい。

と、思ったら・・・理事長の氏名が一緒だ・・・

「渡邉 一夫」

わたなべのなべ「邉」の漢字まで同じ。

同一人物か?

調べてみるとどちらの病院の関連施設にもお互いがリンクされている。

理事長あいさつページで掲載されている画像も全く一緒。

どうやら同一人物のようだ。

総合南東北病院理事長渡邊一夫
(総合南東北病院ホームページより)

自らが理事長を勤める法人内に同一名称の病院があるのは気持ち悪くないだろうか。

私ならどちらかの病院の名称を変えたくなる。

コメント

  1. 小田真理 より:

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    私は恐ろしい社会現象の出現を、単に想像上の恐怖とは考えない。老人ホームの人々は、食事は与えられても、入浴や排泄の面倒をみる人がいなくなるだろう。町には棄民に近い孤独な高齢者が溢れ、道端に横たわり、死なないだけで生きているとはいえない状況で、彷徨い歩くようになるだろう。
     若者たちは老人の存在自体を悪と考えるか、あるいは自分たちの世代の発展を阻害するものとして敵視する。

    産経新聞 2013年8月25日
    http://suiso.otemo-yan.net/e786496.html

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