概要
11月1日、鹿児島県薩摩川内市の県道でタイヤを側溝に脱輪させる事故を起こし、自ら110番して消防車を盗んだことが発覚し、住所不定、無職の堂之下勇士容疑者(27)が窃盗の疑いで逮捕された。
10月31日から11月1日の間に宮崎県都城市宮丸町の消防車を盗んで走っていたという。
どうしても消防車に乗りたかった
子どもなら消防車にあこがれるだろうが、27歳でも乗ってみたいと考えたのか。
気持ちがわからないではないが、盗んでまで乗りたかったのだろうか。
今回は事故を起こしたことで自ら通報しているが、消防車は目立つのですぐに捕まるのが目に見えている。
住所不定無職ということで自暴自棄になっていたのかもしれない。
何もすることがなく、それならば自らのやりたいことをやろうとして消防車を運転してみた?
免許について
この事件では道路交通法の違反とはなっていない。
何となく消防車の運転には特別な免許が必要な気がしたので調べてみた。
すると、運転するだけならポンプ車の場合は普通免許で良いらしい。
もう少し大きなタンク車なら中型免許、はしご車となると大型免許が必要とのこと。
ただしサイレンを鳴らしての緊急走行は出来ない。
緊急走行には機関員という資格が必要。
消防車の管理
消防署ではシャッターを閉めて盗まれない対策を講じているような気がするし、消防車のキーもしっかり管理していれば盗まれることはあまり考えられない。
盗まれた詰め所では防犯意識が低すぎたのではないだろうか。
鹿児島県警薩摩川内署は1日、消防車両を盗んだとして、住所不定、無職堂之下勇士容疑者(27)を窃盗容疑で逮捕した。
発表によると、堂之下容疑者は31日夕から1日早朝までの間、宮崎県都城市宮丸町の市消防団第3分団第10部詰め所に止めてあった小型ポンプ車を運転し、盗み去った疑い。
1日午前6時頃、同市から西に約70キロ離れた鹿児島県薩摩川内市の県道でタイヤを側溝に脱輪させる事故を起こし、自ら110番。駆けつけた署員に車を盗んだことを認めた。同署が動機を調べている。(YOMIURI ONLINE)
http://www.yomiuri.co.jp/national/20141102-OYT1T50005.html
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