概要
11月11日、大阪府茨木市のコンビニ「ファミリーマート茨木横江店」で店長らを脅し、土下座させた事件で、野仲史晃被告(46)が恐喝罪で起訴されていたが、大阪地裁は懲役2年、執行猶予4年の判決を言い渡した。
判決理由に、大阪地裁の長井秀典裁判官は「積極的に犯行に加担し責任は軽くないが、反省もしている」としている。
少し甘い判決
おそらく野仲史晃被告は初犯なのだろうが、実刑としなかったのは少し甘い気がする。
土下座を強要させられた動画を見ると、やっていることは暴力団と変わらない。
被害者に対して多大な恐怖を与えた上で、たばこ6カートン(2万6700円相当)を脅し取った事件だ。
特に野仲史晃被告が指定暴力団山口組の襲撃を匂わせた部分は悪質性が高い。
いくら被害者側と示談を済ませたからといって執行猶予はないのではないだろうか。
被害者側はこれ以上厄介ごとに関わりたくないから示談をすませたはずだ。
司法がしっかりと罪を裁かなくては、恐喝は罪が軽くやり得というイメージがついてしまう。
追記:
11月11日午後に行われた判決公判により、中村剛被告(39)も懲役2年、執行猶予4年となった。
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