「ユーイング」運営のゲーセンで虚偽の警告文 野州北中学校生徒に対して

国内

滋賀県野洲市小篠原のスーパー「アル・プラザ野洲」内にあるゲームセンターに、市内の中学校の男子生徒らが店内の機械を蹴りつけたなどと書かれた紙と少年たちの後ろ姿の写真が張り出されていたことが21日、市議会全員協議会で報告された。紙と写真を写した画像が何者かによってインターネット上に投稿され、広まっている。市教育委員会は同日、市役所で経緯を説明したゲームセンター運営会社の「ユーイング」(彦根市)幹部に抗議した。
 文面は、「2014/8/4、16時ごろ、店内の機械を蹴りつけ、警報を鳴らした少年たちへ」と題し、中学校の実名を挙げて「機械が一時的に停止し、機会損失、及び一部部品の交換による費用が掛かりました。すでにこの写真とカメラの映像を元に警察に届け出をしてある」などと記している。さらに、生徒らの頭髪や店内でのマナーを非難し、「ふざけた頭はしっかりと丸坊主にして来るように」と謝罪を求めている。
 市教委によると、今月中旬、中学校の校長に知人から「ネットで投稿されている」と連絡があって発覚し、ユーイングに説明を求めた。同社幹部は警報が鳴ったのは事実だが、部品交換に伴う修理費用の発生はなく、被害届も提出していないと説明したという。市教委学校教育課は「インターネットでの拡散を止めることはできない。経緯を確認してしかるべき対処を検討する」としている。
 ユーイングは京都新聞の取材に対し、「張り紙に不適切な部分があり、市教委に謝罪した」としながらも、掲示した経緯や人物、掲示期間について「調査中で答えられない」としている。

「まんだらけ」事件では結局、顔の公開はしていませんでしたが、「ユーイング」は容赦ないな。

顔が完全に映っているわけではないけど、見る人が見ればすぐわかるのではないかな。

「生徒らの頭髪や店内でのマナーを非難し、「ふざけた頭はしっかりと丸坊主にして来るように」と謝罪を求めている。」

とあるが、頭髪は全く関係ない。単なるイチャモンだ。

こういう的外れなコメントを出されると、「ユーイング」側に立って擁護しにくくなる。

一見、不良少年によってゲームセンター運営の「ユーイング」が被害を受けたかのように聞こえるが、

「同社幹部は警報が鳴ったのは事実だが、部品交換に伴う修理費用の発生はなく、被害届も提出していないと説明したという。」

とあるので、被害届を出すほどの器物破損はなかった、ということになる?

どの程度なのかいまいちわからないが・・。

器物破損とは、他人の所有物を損壊するなどして、その価値を減少・滅失させる罪のこと。

少年による器物破損ではなく、経年劣化による修理と考えれば良いのか?

部品は交換したが、費用は発生していないことの理解が出来ない。

「まんだらけ」事件では実際に窃盗という被害が発生していても、「顔の映像」を公開したら名誉棄損の罪となる見方があった。

この状況だと、名誉棄損の罪で逆に訴えられるのではないか?

少年側からすると、名誉棄損で訴え、勝っても何も得をしないので、示談とし、示談金をせしめるのが得なやり方かもしれない。

それらしきツイート

ユーイング警告文
(ツイートから画像を一部切り取った画像)

アル・プラザ野洲の地図

野州北中学校の地図

野州北中学校から問題のゲーセンまでの経路

徒歩50分ぐらいなので、自転車で20分くらいかな。

いい感じのたまり場だね。

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