【牛肉偽装】萬野畜産が他県産の牛肉を「飛騨牛」として販売

概要

農林水産省は29日、岐阜県以外で生産された牛肉の産地を贈答用の「飛騨牛」と偽って小売業者に販売したとして、食肉加工・販売の万野畜産(大阪府守口市)に対し、日本農林規格(JAS)法などに基づく行政指導を行った。
 農水省によると、万野畜産は2007年6月から14年5月にかけて、岐阜県以外の35都道県で生産された牛肉約16トンを「飛騨牛」として百貨店や通信販売会社などに販売した。三重県産と偽った牛肉もあった。
 エイチ・ツー・オーリテイリング傘下の阪神百貨店は29日、取り扱った万野畜産の飛騨牛、三重県産牛の贈答用商品に産地の異なる牛肉が混入していたと発表した。
 問題があったのは07年から13年にかけて中元・歳暮商戦で注文を受け付けた約6200点。代金は全額返金する。今年6月に万野側からの連絡で判明し、中元向け商品での取り扱いをやめた。(時事通信より)

時事通信は「万野畜産」としているが、「萬野畜産」が正式名称。

この手の偽装は後を絶たない。

偽装した場合に重い罰則を適用することで予防策とするしか手はないのではないか?

例えば1年の営業停止にすれば、持ちこたえられる企業はほとんどないでしょう。

もし発覚した場合に致命傷となるぐらいにしないと、今後も偽装する企業は出てくる。

どうせバレない、と思っているから。

萬野畜産にとって、農林水産省の行政指導は大したことないでしょう。

適正に実施すべき事項を実施するだけなので。

問題は、百貨店からの損害賠償請求かな。

おそらく取引停止した業者もあるだろうから、持ちこたえれるものなのかどうか。

萬野畜産に希望があるのは、今回の件は萬野畜産が自主申告していること。

会社が社内調査をした結果発覚して、隠すことなく、公表によるダメージを恐れず、
自主的に申告したのは大変評価できる。

株式会社萬野畜産について

代表者:代表取締役 萬野 彰
本社:大阪府守口市南寺方東通二丁目4番25号
設立:昭和56年3月
資本金:1000万円
業務内容:
 ・食肉の販売
 ・肉製品製造業及び食肉加工業
 ・不動産賃貸業
 ・前各号に付帯する一切の業務

株式会社萬野畜産の地図



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