概要
10月11日、神奈川県茅ケ崎市で発生したひき逃げ事件で、同市に住む会社役員の丸山研太容疑者(29)が逮捕された。
事件は11日午前4時半ごろ、丸山容疑者は鶴嶺八幡宮から南に伸びる参道の路上で散歩していた岸政治さん(82)をはね、そのまま逃走した。
ひき逃げ被害のあった岸さんは肋骨骨折や脳挫傷などにより全治4か月の重傷。
現場付近でミラーを拾っていいた丸山容疑者を見た通行人が声をかけたところ
「ミラーが人にぶつかってしまった」
と言い残しそのまま逃走したとのこと。
そしてその12時間後、弁護士と一緒に警察署に出頭し逮捕されたという。
目撃者がいるのに逃走
ミラーが落ちる程の衝撃で人にぶつかったのだから被害者の傷は重いと想像出来る。
そして目撃されているのにそのまま逃走。
近くに誰もいなかったら逃げる、という誘惑にかられるかもしれないが、近くに人がいて、しかも話しかけられているのに逃げるとはよろしくない。
せっかく冷静になって救護活動するチャンスだったのに。
弁護士と共に
丸山容疑者は会社役員ということで、会社の顧問弁護士かその弁護士の知り合いの弁護士(交通事故案件に詳しいなど)に同行してもらって出頭している。
自らが不利になるような発言はしないようにとのことか。
このことはどうしても反省よりも保身が目に付いてしまう。
「怖くなって逃げた」
丸山容疑者は「怖くなって逃げた」と容疑を認めているという。
これはひき逃げ犯がいつも話す内容だ。
人をひいてしまった現実と自身の将来の不安から取りあえず目を背けたいという心理なのだろう。
これは車の方に何か仕掛けが出来ないものか。
車自体が破損した場合に自動的に警察に情報が送信されるとか。
もしくは車に情報が蓄積され、1か月に一度車が持つログを送信する義務を課すとか。
もしこのいった仕組みがあれば逃げても無駄だという心理が働くので救護活動に心が向かうのではないだろうか。
事故現場
神奈川県茅ヶ崎市下町屋2丁目4-17前の路上
コメント