フィリピンでフェリーが沈没 少なくとも21名が行方不明
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9月13日の記事「Ferry sinks in Philippines, at least 21 missing」の翻訳
土曜日、少なくとも84人の乗員乗客を載せたフェリーが機械の不具合でフィリピン中央の沿岸で沈没し、少なくとも21人の乗客の姿がないとして探索中である、とフィリピン当局が発表した。
外国籍の液化石油ガス事業者を含む3隻が、南レイテ州の沿岸近くで沈没したフェリーの元にかけつけ、63人を救出した、と沿岸警備隊のスポークスマンのアルマンド・バリロがロイターに話した。
「MV Maharlika 2」は午後9時頃に強風と高波にもまれており、夜遅くにエンジントラブルを発生させた。
”我々は救出作業中だ”
”死傷者が出ているかどうかはまだわからない”
とバリロ・スポークスマンは話した。
船の公式記録によると、26人の乗務員と58人の乗客が乗っていた、とバリロが話した。
午後5時30分に「MV Maharlika 2」が高波に苦しんでいると報告を受けた。
南レイテ州知事のロジャー・メルカドによると、目撃者の報告では、船の公式記録にある乗客84人よりも多い、およそ100人が乗船していたという。
海上の安全の記録が乏しい約7100もの群島で構成されるフィリピンでは、毎年フェリーの事故で数百人が死亡している。
乗客の過密は一般的で、多くの船は整備不良だ。
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