台風の影響で東京湾花火大会中止 関係者大損害

10日に開催予定だった「第26回東京湾大華火祭」が台風11号の影響で荒天が予想されるため、中止となった。

 主催の東京都中央区が公式HPで「本日実施される予定の第26回東京湾大華火祭は荒天のため、すべて中止となりました。順延はありません」と発表したもの。

 同花火大会は東京の代用的な花火大会のひとつで、1万2000発の花火が打ち上げられ、昨年は68万人が観覧に訪れていた。

 また、個人協賛の払い戻しについては、8月11日午前9時にお知らせします」としている。(スポニチアネックスより)

代用的ってなんだ?

というのは、置いておいて、

個人協賛を申し込んだ人は払い戻しを気にしているのではないでしょうか。

中央区のWebサイトを確認すると個人協賛については、

「荒天による中止(途中中止は含まず)以外の理由で、協賛金はお返しできません。」

とあるので、払い戻しには応じてくれるようですね。

ただ、企業・団体協賛金についてはそのような記載はない。

個人の場合は良い席を確保する為のお金で、企業・団体の場合は広告宣伝する為のお金。

だから個人は目的を達成出来ていないのに対して、企業・団体は半分は達成できているので払い戻しはしない、と考えれば良いかな。

宣伝出来る場所
1.大会プログラム
  これは大会中止なので無駄となりましたね。

2.新聞折込チラシ
  これはもう既に配布されているはずなので宣伝となった。

3.大会Webサイト内のPDF
  これは広告ではなく、企業・団体名の一覧があるだけだが、若干の宣伝となる?
  一応URL: http://www.city.chuo.lg.jp/bunka/event/toukyouwanndaihanabisaimeinn.files/kyousankigyou0801.pdf

東京都はこの中止でどのぐらいの損失が出るのだろうか。

また、花火大会の中止で大損害が出るのは開催者だけではないみたい。

その他の大損害業者
1.観覧船を運航する業者
  東京湾で行う大会だったので、観覧船が近くまで行って花火を見物可能だった。
  東京都によると、最大310隻の船を予定していたので、数十社は絡んでいるでしょう。
  個人への払い戻しや、事前の船の準備、燃料等損害が発生するはず。

2.大会近辺のスーパー・コンビニ
  昨年68万人が訪れた花火大会なので、それを見越してあらかじめ食品を大量に準備している。
  それらの大半は廃棄となるでしょう。
  
3.花火業者
  これは、事前に代金をもらっていたかそうでないかで大分違ってくる。
  事前という可能性は低い気がする。
  あっても、違約金ぐらいじゃないかな。
  となると、作った花火の分大損となる。

今年は中止となったので昨年の動画でも見て気分にひたりましょう。

2013年東京湾大華火祭の様子(短編)

2013年東京湾大華火祭の様子(長編)



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