概要
札幌市円山動物園は25日、2010年からつがいとして飼育していたブチハイエナ2匹が検査の結果、両方とも雄だったと発表した。
ブチハイエナはアフリカに生息する肉食動物で、国内では同園を含む7園で16匹が飼育されている。2匹は札幌と韓国・大田(テジョン)広域市との姉妹都市提携を記念し、雄雌のペアとしてもらい受けた。同園によると、外見からは雄雌の判別が難しいという。
現在6歳のカミは雌、5歳のカムトリは雄として飼育。繁殖が期待されたが、同じオリに入れても繁殖行動が見られず、争いが絶えなかった。北大の協力で、麻酔で眠らせた上で内部生殖器の超音波画像検査や触診などを行った結果、両方とも雄と分かった。同園は「残念だが将来的に雌を導入して繁殖を目指したい」としている。 (どうしんウェブより)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/topic/564971.html
韓国ではどんな判別をしていたのか
韓国国内でも当然雄雌の判別をしていたはずだが、どのような判別方法だったのだろう。
外見からは判別が難しいそうなのでそれなりの判別を行ったかと思うのだが。
もし赤ちゃんが生まれていれば動物園の目玉になっただろうから、円山動物園としては非常に落胆しているはずだ。
円山動物園VS旭山動物園
北海道の動物園といえば旭川市にある旭山動物園が有名。
旭山動物園は2013年度の入園者数が約160万人で日本第3位となっている。
他の動物園とは異なる動物の見せ方で人気となった。
2005年以降映画やドラマになったことからも人気観光地の座を維持し続けている。
対して円山動物園はなかなか100万人を超えれない状況が続いている。
旭川よりも札幌の方がはるかに観光しに行きやすく場所の優位性がある、にもかかわらず。
丸山動物園としては少しでも客足を稼ごうと期待していたハイエナの赤ちゃんが実は生まれようがなかったとは・・・
ブチハイエナについて
アフリカ大陸の中部に広く生息し、見た目は犬っぽいのだが、生物学的には実はネコに近い動物。
ハイエナというとライオン等の食べ残しの肉をあさるイメージがあり、何となくイメージが悪いものの、ブチハイエナに関しては狩りも行い、6割以上は自ら狩りをした獲物とのこと。
鳴き声が人間の笑い声に似ているとのことで「笑いハイエナ」とも呼ばれるらしい。
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