中国産の保存期限切れ鶏肉が大問題となっている矢先に、また食品の問題が発生した。
今度はベトナムだ。
山口県長門市にある伊村産業がベトナム「RICH BEAUTY FOOD」社から輸入した「子持ちからふとししゃも」の中に、殺鼠剤や人のふん便とみられるものが混入していたことがわかった。
販売業者は山口県長門市にある「センショク」。業者は自主回収しているとのこと。
自主回収されている冷凍ししゃものラベル=山口市滝町の県庁で2014年7月24日、柴山雄太撮影
中国に続いてベトナムからの輸入食品も安全が保たれていないとは。
殺鼠剤はまだわかるが、人のふん便というのは何だろう。
どうしたら混入できるのか。
中国毒ギョウザ事件のように故意でやったことなのだろうか。
カラフトシシャモとは
キュウリオ科の海水魚で、我々が普段「シシャモ」と思って食べているほとんどがこの「カラフトシシャモ」か「キュウリオ」という魚である。
値段が安い物は確実。
「シシャモ」との区別がつきにくい上、安いのでスーパー等で売られるようになった。
「シシャモ」自体は日本固有種であるが、「カラフトシシャモ」は、ノルウェー、アイスランド、カナダ等から輸入している。
「シシャモ」ではないのに「シシャモ」のように流通することを防ぐ為に水産庁は、「魚介類の名称のガイドラインについて」を作成し、「カラフトシシャモ」を「シシャモ」と表記しないよう注意した。
山口県長門市とは
山口県北部の日本海に面した市。
人口約35000人。
江戸時代には捕鯨が盛んだった。
そして、安倍首相の本籍地。
殺鼠剤とは
その名の通り、ネズミを駆除する目的で作成された毒物である。その中には「塩化ダイファシノン」を含み、血液を固まりにくくする作用がある。
摂取量によっては、頭痛や吐き気、腹痛などを起こす場合があり、重篤化する場合には生命に影響する危険性がある。
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