概要
みんなの党、分党なるか?
といった雰囲気であったみんなの党だが、もやもや決着としたようだ。
浅尾慶一郎代表は渡辺喜美前代表に対して離党勧告の処分を検討していたはず。
それに対して、渡辺喜美前代表は「やれるものならやってみろ」と発言している。
そして結局何も解決させない、という選択をしている。
臭い物にはふたをしたわけだ。
その内また内紛が起こることを予想させる。
3つの議案
1.「与党入りを選択肢として排除しない」
2.「主要政策を放棄して与党化する選択肢は取らない」
3.「政界再編については最善と思われる選択肢を取る」
1番目が渡辺前代表、2番目と3番目が浅尾代表の議案で全て了承されている。
1番目は、渡辺前代表のこれまでの主張の通り。
2番目は、渡辺前代表の主張を無条件では受け入れないとしただけのもの。
3番目は、? 当たり前のことを言っているだけ。最善の選択肢を取らない、という選択はあり得ない。
議案には浅尾代表の主張していた野党再編の言葉が出てきていない。
浅尾代表と渡辺前代表の勝負は、渡辺前代表の勝ちと言えそうだ。
引用
みんなの党は27日、党の路線問題をテーマに両院議員総会を開いた。
野党再編を視野に党運営を進める浅尾代表の主張と、与党との連携を重視する渡辺喜美前代表の「与党再編」路線の双方を排除せずに対応していく方針を決めた。浅尾、渡辺両氏の対立による党分裂の回避を優先させた形だが、玉虫色の決着にとどまり、分裂の火種は残った。
総会では、渡辺氏側の「与党入りを選択肢として排除しない」とする議案に対し、浅尾執行部は「主要政策を放棄して与党化する選択肢は取らない」「政界再編については最善と思われる選択肢を取る」とする2議案を提出した。議決の結果、いずれの議案も了承された。17日の党役員会では、与党再編路線に反対する方針を決めていたが、これを覆した。(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20140927-OYT1T50098.html?from=yrank_ycont
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