概要
10月9日、次女(2)の頭がい骨を骨折させたとして父親の宮本幸三容疑者(37)と母親の小林真朱容疑者(22)が傷害の疑いで逮捕された。
骨折させた時期
警察の発表によると、3月26日~4月11日のいずれかの時期に頭がい骨を骨折と硬膜下血腫の重傷を負わせたとしている。
そして、4月10日に保育所が次女のあざを確認している。
その後4月11日に大阪府東大阪子ども家庭センターが保護したという。
この情報で考えれば骨折させた時期はもっと狭めることが出来そうに思った。
少なくとも4月10日には次女は保育所に通っており、4月9日以前に骨折させたとは考えられない。
おそらく4月10日に次女が自宅に帰った後、体のあざを調べられたことを親に話したのではないだろうか。
そして親は虐待が発覚してしまうと思い、激怒していつも以上の暴力を行い頭がい骨を骨折させてしまったと予想する。
つまり、頭がい骨を骨折させた時期は4月10日か4月11日に絞られる。
虐待を行った親はまた虐待を繰り返す
次女は2012年4月と6月の2回、右腕骨折などにより子供家庭センターに保護されていたという。
そして今年の3月末に保護を解除して自宅に戻したとのこと。
それから約2週間のあいだ虐待をしていたことになる。
つまり保護の解除が判断ミスだったわけだ。
何をもって判断したのか調査が必要だろう。
子ども家庭センターが誤って判断しなければ次女は骨折させられることはなかった。
一度でも虐待をしたことがある親は虐待を繰り返す傾向にあるような気がする。
正確な統計情報を見たことはないが、虐待のニュースを見るとそのように感じる。
大阪府東大阪子ども家庭センターについて
大阪府東大阪子ども家庭センターのことを調べてみると、過去にも問題を起こしていた。
2012年。37歳の母親が12歳の長女を刺殺して逮捕されている。
この事件の直前に長男が通う学校が異変に気づき大阪府東大阪子ども家庭センターに連絡を入れていたそうだ。
その連絡に従いセンターは家庭訪問したそうだが会えなかったとして何ら対応を取っていなかった。
その結果長女が刺殺されてしまった。
2012年当時のセンター所長はは坪田真起子氏。
そして2013年には江口晋氏に代わっている。
しかしセンター所長が変わろうとも大阪府東大阪子ども家庭センターの虐待に対するスタンスは変わっていないようだ。
引用
2歳の次女に頭部骨折などの重傷を負わせたとして、大阪府警は9日、実の父母の住所不定、無職宮本幸三容疑者(37)と大阪市生野区巽南3丁目の無職小林真朱容疑者(22)を傷害容疑で逮捕し、発表した。
捜査1課によると、2人は3月26日~4月11日のいずれかの時期に次女に暴行し、頭部骨折と硬膜下血腫の重傷を負わせた疑いがある。宮本容疑者は「事実は違う」、小林容疑者は「ブランコから落ちた」などと否認しているという。2人は当時、夫婦だった。
次女が通う保育所が4月10日、次女の体に複数のあざを確認し、虐待の疑いがあるとして大阪府東大阪子ども家庭センターに通告。職員が翌11日、布施署員と当時の自宅を訪れ、児童福祉法に基づき保護した。
次女は2012年4月と6月にも右腕骨折などで病院を受診し、2回ともセンターに保護された。2人は当時、「過って踏んだ」などと説明していたという。センターによると、2回目の保護以降、両親への指導を続け、今年3月に一時帰宅させた。その結果、自宅で長期間過ごすことが可能と判断し、3月末に保護を解除していたという。(朝日新聞)
http://www.asahi.com/articles/ASGB95R5ZGB9PTIL01H.html
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