概要
マイクロソフトが主力ソフトの「オフィス」のスマートフォン版、タブレット版を無料配布するとは発表した。
無料配布するのはiPhone版、iPad版、アンドロイド(スマホ・タブレット)版。
使えるのはワード、エクセル、パワーポイントの代表機能3つ。
iPhone版、iPad版については既に配布開始しており、アンドロイド版については来年初め開始予定とのこと。
マイクロソフトの戦略
マイクロソフトはこれまでスマホ・タブレット戦略で後手を引き存在感を示せていない。
ただしパソコン市場では未だ圧倒的な存在であり、パソコン市場での人気ソフトの「オフィス」をスマホ・タブレットで無料で利用出来るとなると取りあえずインストールする人は多そうだ。
スマホ・タブレットでガシガシ資料を作る用途には使いにくいかと思うが、ちょっとした修正や閲覧では利用価値が高い。
有料のパソコン用「オフィス」利用者が無料のスマホ・タブレット用「オフィス」を利用するのは想像出来るが、逆のパターンは想像出来ない。
マイクロソフトとしては今後どのように利益に持っていくのだろうか。
無料で利用出来るものにお金を使いたくならない心理が働くと思うのだが、今回の戦略によりスマホ・タブレット市場でマイクロソフトが輝く日がくるだろうか。
引用
米マイクロソフト(MS)は6日、代表的なビジネス用ソフト「オフィス」をスマートフォンとタブレット端末向けに無料配布すると発表した。MSはソフトの有料販売による囲い込み戦略で成長を続けてきたが、無料アプリの急速な普及を受けて戦略を転換する。
MSによると、無料配布するのは、アップルのスマホ「iPhone」、タブレット端末「iPad」、グーグルの基本ソフト(OS)の「アンドロイド」を使ったスマホやタブレット端末。ワード、エクセル、パワーポイントが利用できるようになる。パソコンでの利用は従来通り有料。
今年3月、iPad向けだけに閲覧などの機能が使える「オフィス」を無料配布した。今回は編集などほぼすべての機能に拡充し、対象をiPhoneや「アンドロイド」端末にも広げ、ほとんどの利用者が使えるようにした。6日からアップル製品は無料配布を始めた。アンドロイド端末についても受け付けを始めたが、配布は来年初めになる予定だ。
MSはこれまで有料ソフトの売り上げで成長を続けてきた。普及が進むスマホとタブレット端末は無料アプリが多いことから、売り上げより利用者獲得を優先させる方針に転換した。(朝日新聞デジタル)
http://www.asahi.com/articles/ASGC72RP9GC7UHBI00H.html
ツイッターの反応
"@asahi: モバイル用「オフィス」無料配布 MS、利用者獲得図る http://t.co/FU686z71w8"
と言うことはiPad買えばパソコンは
要らないじゃん!!
iPadとiPhone買おー♪
— noon (@ysalt_valley) 2014, 11月 7
またアンドロイド後回しか・・・ RT: @asahi: モバイル用「オフィス」無料配布 MS、利用者獲得図る http://t.co/XQ4Ye09uPO
— socio_3417秋春2ステージ制反対 (@socio_3417) 2014, 11月 7
オフィスがiPhoneで無料で使えるのは助かるー*\(^o^)/*
— hiroki.o (@hirokiokdk) 2014, 11月 7
オフィスファイルをちょこちょこ修正したかったからすごく朗報。将来的にはOffice無くなってほしいけど
なかなか変わらないと思うな。
Office for iPad, iPhone,が無料!でも時代はそれを置き去りにしつつあるという話 http://t.co/xEQJ2YTTRO
— Hajimechan@育児奮闘中 (@hajimechan0323) 2014, 11月 7
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