群馬県が記者会見
群馬県・玉村町で起きた三男暴行虐待死で田村亜希子容疑者が逮捕された事件の続報。
続報のたびに、児童相談所と玉村町に不信感を覚える。
ニュースになった当初は、玉村町役場 子供育成課の斉藤修一課長がインタビューで答えていた。
そして、テレビ等で問題が広がると9月2日の記者会見では、群馬県子育て支援課の吉田誠課長が反省の弁を述べている。
そして、玉村町役場の人間は反省の弁を述べていない。
群馬県庁の職員が個別の家庭の実態を調査するはずがない。
それは玉村町役場の仕事だ。
何の為に町役場があり、町役場に子供育成課があるのか。
この記者会見で反省すべき「玉村町役場 子供育成課の斉藤修一課長」が出てこないのはおかしい。
転んでも歯型は付かない
群馬県中央児童相談所の斉藤祐二所長によると、死亡した優将ちゃんが通っていた保育所が4月に唇にあざがあるのを確認している。
そして、5月になると下顎にあざが出来、額にかさぶたがあり、左腕に歯形があるのを見つけている。
これに対して児童相談所の判断は「転んだ際にできた傷ではないか」と虐待とは考えなかった。
どうやったら転んで歯形がつくんだ?
この児童相談所は事なかれ主義なのではないか。
虐待と認めると、母親である田村亜希子容疑者と対立してしまう。
罵声や非難を浴びるのかもしれない。
そのことを考えると、虐待としないほうが穏便に済ますことが出来て楽だという思考があるような気がする。
虐待を防止するシステムが機能していない。
群馬県子育て支援課 吉田誠課長
群馬県子育て支援課 吉田誠課長は「児童相談所が関わっていながら、このような結果になって、非常に残念で、申し訳ないという気持ちです」
素直な反省で普通の対応だ。
群馬県で起きた事件であり、群馬県の児童相談所が関与しているので仕方ない。
しかし、直接、田村亜希子容疑者の対応をしていたのは玉村町役場の職員だ。
本当に反省すべき人間が一人足りない。
保育所を中心として見守りを続けていくことにしていた?
群馬県中央児童相談所の斉藤祐二所長は「保育所を中心として見守りを続けていくことにしていた」と述べている。
しかし、2014年6月から死亡した優将ちゃんは保育園に行っていなかった。
言葉通りの対応をしていないではないか。
前回の記事「田村亜希子容疑者 優将ちゃん死亡 玉村町の怠慢のせい」
前々回の記事「群馬県 田村亜希子容疑者 息子を死亡させる これで二人目」
追記
9月21日の続報記事「群馬・玉村町 田村亜希子容疑者 傷害致死で起訴」
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