概要
10月17日、無登録で貸金業をおこない、法定金利を超えてお金を貸したとして、岩本高松容疑者(68)が貸金業法違反の疑いで再逮捕された。
岩本高松容疑者は知人男性の乗用車を壊したという器物損壊の疑いで9月26日に逮捕されている。
警察によると、2011年から3人に対して金利72%で約193万円を貸し付け、約25万円の利息を得ていたという。
家宅捜索により通帳や帳簿を押収し調べたところ、少なくとも100人以上に7000万円以上を貸し付けていたこともわかったとのこと。
また、長男の岩本高信容疑者(28)ら2人も同容疑で逮捕された。
工藤会とのつながりは?
岩本高松容疑者の住む北九州市小倉南区というと、現在警察が本気で潰しにかかっている工藤会の事務所がある土地だ。
闇金を営んでいたということは暴力団が関係していたと考えられる。
工藤会とつながりがあったのではないだろうか。
引用
無登録で貸金業を営み、法定金利を超える高金利で金を貸していたとして、福岡県警小倉南署は17日、会社役員岩本高松容疑者(68)(北九州市小倉南区城野2)を貸金業法違反などの容疑で再逮捕した。
また、長男で会社役員高信容疑者(28)(同)ら2人を同容疑で逮捕した。
発表によると、3人は共謀して2011年5月から今年8月までの間、岩本容疑者の自宅兼会社事務所で県内の女性ら3人に対し、県知事の登録を受けずに計193万円を貸し付けたほか、法定年利20%を超える年利72%で約25万円の違法な利息を受け取るなどした疑い。同署は認否を明らかにしていない。
岩本容疑者は9月26日、知人男性の乗用車を壊したとして、器物損壊容疑などで同署に逮捕された。その後の捜査で、高金利でヤミ金融業を営んでいることをうかがわせる通帳や帳簿など200点以上が見つかった。同署は、少なくとも100人以上に、計7000万円以上を貸し付けた疑いがあるとみている。器物損壊などの容疑については、福岡地検小倉支部が17日、処分保留とした。
小倉南区によると、岩本容疑者は10年5月から同区自治総連合会副会長を務めていたが、最初の逮捕を受け、今月8日付で解任された。北方校区自治連合会の会長は現在も続けている。(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/20141018-OYT1T50074.html
岩本高松容疑者の過去
岩本高松容疑者は、4年前の西日本新聞の記事に、犯罪者からボランティア活動家として転身するという美談が載っている。
岩本容疑者は北九州生まれで母子家庭で育ち、食べるのも困っていたので毎日同級生の弁当を盗んだり、畑の野菜を盗んでいたことから地域の厄介者だったそうだ。
喧嘩を繰り返し手の付けられない岩本少年に代わり、母親が制裁を受けるという事態も発生したという。
成人しても窃盗や強盗を繰り返し6回目の服役中で33歳の冬に新聞を読んだことが契機となり改心する結果につながり、服役中に工業簿記1級を取得し、刑務所長から賞賛される。
その後38歳で出所した後に地元のボランティア活動に励み、
「温かく受け入れてくらた地域に恩返しがしたい」
と話している。
また、少年院を慰問するたびに
「社会で自立するには苦しい努力や我慢がいるけど、頑張ればきっとできる。早く気付いて青春を棒に振らないで」
と呼びかけているという。
URL:http://www.nishinippon.co.jp/feature/story_blue_sky/article/16462
結局犯罪を繰り返している
2010年の記事でボランティア活動に励んで地域に恩返しがしたい、と話しているが、2011年には闇金で違法営業をしている。
現在確認出来ているのが2011年なので実際はもっと前から闇金を営んでいたのかもしれない。
つまり、違法行為を続けていながら、立派な人間になったと記事で紹介されたのかもしれない。
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