岐阜各務原市職員の野中俊彦容疑者ひき逃げで逮捕

概要

１０月１８日、岐阜県吹上町の交差点でバイクに乗っていた男性（２２）と衝突しけがを負わせて逃げた疑いで岐阜県各務原市水道施設課主査の野中俊彦容疑者（５３）がひき逃げ逮捕された。

報道によると、１０月１７日午後８時半ごろ、事故が発生し、オートバイに乗っていた男性はひざなどに軽傷を負ったが野中俊彦容疑者は救護活動をせずそのまま逃走したという。

そして自宅に車を置いてから徒歩で現場まで戻ってきて被害者と連絡先を告げて再びその場を離れたとのこと。

野中容疑者は事故は認めているが、逃げてはいないと一部容疑を否認しているもよう。

この事件のポイントは、事故発生時に一旦現場を離れた後に現場に戻ってきたことが、「逃走」と捉えるかどうかにある。

道路交通法によると、交通事故があった場合には運転者は直ちに運転を停止して負傷者の救護と、道路の危険防止措置を講じなければならない、とされている。

野中容疑者は運転を停止して負傷者の救護をしていない、また危険防止措置も講じていない。

さらに、警察への事故報告義務にも違反している。

怖くなって逃げたが、逃げてはいけないと思い直し現場に戻ったというところだろうか。

それとも自宅が近かったのでとりあえず車を車庫に入れてから対応しよう、といった呑気すぎる性格なのだろうか。

必要な措置を講じずその場を立ち去ればひき逃げになってしまうことから、今回はやはりひき逃げとなるだろう。

非常に読みにくいが「かかみがはら」と読む。

読み方は他にも「かかみはら」、「かがみはら」、「かかみがはら」、「かがみがはら」があり住民の読み方も様々だそうだ。

岐阜県の南部にあり愛知県と接しており、人口約１４万人。

航空自衛隊岐阜基地があり、毎年開催されている航空祭は人気となっている。