「ナゲットもやっぱりケンタッキー」
これは、ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)のキャッチコピー
しかも「国内産チキン」もしっかり目立っている。
このキャッチコピーを出したのが7月24日
中国産期限切れ鶏肉問題が発覚したのが7月22日
問題発覚のわずか2日後にはマックの客を呼び寄せる戦略を実行したわけだ。
当社は「中国産の鶏肉を使用しておりません」とコメントするだけの守備戦術だけでなく、
積極的に客を奪いにいく攻撃戦術をとっている。
KFCにナゲットのイメージはあまりなかったが、今後大きく販売を伸ばしそう。
ちなみに
マクドナルド チキンマックナゲット5個 260円
KFC ナゲット5個 390円
値段は1・5倍だが、味もマックよりKFCの方が上なので、ナゲット好きはマックからKFCに移りそう。
あと、原産地情報を公開していたので確認した。
KFC商品 原産地情報
http://www.kfc.co.jp/menu/pdf/OR_native_140624.pdf
これを確認すると、中国産は「トルティーヤ」「小麦粉」のみとなっている。
「小麦粉」なんてアメリカから大量に輸入しているのでわざわざ中国産を使う必要がなさそうだけど。
アメリカ等から輸入した「小麦粉」を中国で「トルティーヤ」に加工しているのか
中国産の「小麦粉」を中国で「トルティーヤ」に加工しているのか
中国産の「小麦粉」を中国以外で「トルティーヤ」に加工しているのか
原産地情報のみではわからない。
しかし、おしいな~。
中国産の「小麦粉」もしくは「トルティーヤ」さえやめれば
当社は中国産を一切使用していません!
という、今の時期最強の客寄せコメントが出来ただろうに。
ナゲット戦略が破壊力抜群だっただけに、「トルティーヤ」もしくは「小麦粉」が中国産であったことが非常に残念だ。
コメント